羽毛布団の買い替えのタイミング

 お客様からのお問い合わせの中で多いものに「羽毛布団の寿命」についての質問がございます。羽毛布団の買い替えをご検討されている方からの質問に多いように感じます。 お話しを聞くと10年から15年ご使用されている方が多いと感じます。中にはそれ以上の方もいらっしゃいますが、10年未満の方は少ない様にも感じます。

 羽毛布団は耐久性については、明確に断言はできません。側生地が破れて羽毛(ダウン)が大量に吹き出した場合などは別にして、10年使用したから11年目には使用できない事はありません。 機械製品のように故障して動作しなくなったタイミングで、買い替えると言うようなことは起こりません。 日々使用している内に徐々に劣化が進み、購入当初はフカフカにふくらんでいたものが、いつの間にかへたってしまった。 このような場合は、購入当初暖かかった布団が暖かく無くなったことで、買い替えを検討される方が多いように感じます。

 同じ品番の羽毛布団でも、カバーの交換頻度、お手入れの仕方、クリーニングの回数、寝相の違いにより寿命は異なります。 また、1年の内の程度使用期間がどの程度かによっても寿命は異なります。 合い掛け布団等に切り替えて、冬用の使用期間が短い方も居られます。このような場合は寿命も長くなります。

買い替えのタイミング

 羽毛布団の買い替えのタイミングは明確にできませんが、下記のリストのいずれかに該当する場合は、買い替えを検討されてもよいと思います。 羽毛布団をリフォームという対応も可能な場合もございます。 羽毛布団の買い替えのタイミングは10年から15年が目安と思います。

  • 側生地に穴が開きダウンが大量に吹き出した。
  • 干してもボリュームが回復せず暖かく無くなった。
  • 毛布等のケット類を掛けないと寒くなった。
  • 羽毛の片寄りがひどく膨らみが出ないマス目がある。
  • 背が伸びて足が布団から出るようになり寒い。
  • えり元とか足下の汚れがひどいとき。
  • 購入したばかりなのにダウンの鳥の臭いが強烈なとき。

 ボリュームがでないとか、重たくなったときは干すことで改善するケースがございます。 あるいは使用年数が長く、1度もクリーニングに出されていない場合は、クリーニングに出すことで改善することもございます。

 羽毛の片寄りがひどい場合は、内部の仕切り布が破れていることも考えられます。使用年数が7-8年未満で上質のダウン(マザーグース)のときは、リフォームもよいかもしれません。 通常は買い替えをお勧めします。

 成長期のお子さんの場合は、長さ230センチのロングロングサイズに買い替えをお勧めします。成長期のお子さんは、自然な寝姿勢で睡眠しないと身体の生育に影響を与えます。 身長が180センチ近くになったら普通サイズのシングルロング(SL)では短く、シングルロングロングサイズをお勧めします。

 羽毛の吹き出しについては、少々吹き出すのは仕方がありません。少々の吹き出しはあるものだとご理解下さい。 大量に吹き出す場合は、側生地のダウンプルーフ加工の劣化が原因かもしれません。買い替えをお勧め致します。

 ダウンの臭いが強烈なときは、クリーニングに出すことで解決するケースも希にございますが、基本的に未成熟ダックダウンが充填されているケースが多いように感じます。 干しても臭いが消えない場合は、国内洗浄をしたグースダウンか、洗浄水の透明度が1000ミリ異常にまで洗浄をしたグースダウンに、買い替えをお勧めします。 十分に洗浄をされたグースダウンでも、梅雨などの高温多湿の季節には僅かに臭いはします。

 羽毛布団の寿命は、使い方と側生地の素材とダウンの品質に関係しています。カバーを掛けずに使用しているとか、交換回数が極端に少ない場合は、汚れが内部にも浸透して寿命も短くなります。 側生地素材は、高級品のシルクとか糸番手の細い超長綿の生地は短い傾向があります。買い替えは高級品の方が早いタイミングと言えます。

 羽毛布団を買い替えるタイミングには価格を優先せずに品質重視で選ばれることをお勧めします。100,000円の羽毛布団は、日割り計算すると「あんパン半個」程度になります。 詳しくは10万円の羽毛布団はあんパン半個にてご覧下さい。

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