羽毛布団の厚さボリュームと温度

 羽毛布団の厚みは1日の間にボリュームに変化があることをご存じでしょうか?温度により変化しているのです。厳密には湿度も関係しています。 羽毛布団の厚さボリュームは、基本的には中味のダウンの品質と量、内部構造側生地の重さ(厚み)に関係しています。 詳細は羽毛布団のかさ高厚みとダウンパワーのページをご覧下さい。

 羽毛布団の厚さは温度の変化に連動しています。温度に比例して暖かくなると厚みも増しています。温度が下がると羽毛布団の厚さは薄くなります。

羽毛布団の厚さとダウンボール

 1日の間に羽毛布団の厚さは変化しています。厚みが変わる原因は、一粒一粒の羽毛をダウンボールと言いますが、この大きさが温度により変化するためです。 この変化が羽毛の温度調節機能になっています。 温度が高くなるとダウンボールの枝羽をひろげて大きくなり、枝羽をひろげることで内部に蓄えていた熱を放熱しています。 逆に温度が下がると枝羽閉じて熱を逃がさないようにしています。枝羽を閉じるとダウンボールは小さくなります。 一粒一粒のダウンボール羽毛が小さくなると羽毛布団全体のボリューム厚みは薄くなるわけです。

羽毛布団の厚さと側生地の関係

 側生地を薄くて軽いものにすれば羽毛布団の厚さは増します。側生地を薄くするためには、生地を織る糸の太さを細くすればよいわけです。 人気の超長綿の生地においても糸番手を細くすることで薄くなります。糸番手は60、80、100番手などの数字で表されて大きくなるにつれて糸は細くなります。 この糸番手の大きい側生地が軽くなります。綿以外では廉価版に多く使われているポリエステル系の生地もあり綿より軽いです。ただ吸湿性が劣るため蒸れ感はあります 軽い生地にすることで羽毛布団の厚みは増します。

羽毛布団の厚さと湿度

 湿度が高くなると生地と羽毛が吸湿するので。生地と羽毛も重くなり羽毛布団の全体の厚みは薄くなります。 湿度が上がると吸湿性のある生地は湿気を吸い重くなります。結果として羽毛布団のボリュームは減ります。特に太い番手の糸で織られた生地ほど吸湿量が多くなるため重くなります。 吸湿性の低いポリエステル系の生地においては湿気の影響は少ないです。ただ羽毛の吸湿量は同じなので布団の厚みは薄くなります。

羽毛布団の厚さボリュームの復元方法

 羽毛布団をふかふかにするには湿気を取ってやればよいわけです。風通りのよい日陰かエアコンで除湿することでボリュームは回復致します。 湿気を取る方法としては布団乾燥機という方法もありますが、できるだけ低温で風を送って下さい。ダウンは高温の熱風をあてるとダメージを受けます。 一度ダメージを受けたダウンボールは回復せず、ふかふかの羽毛布団にはならず保温力も低下致します。 干してもボリュームが復元しない羽毛布団は、中味のダウンボールがダメージを受けているか汚れている可能性があります。クリーニングが必要かもしれません。 ダウンボールが破損している場合は、リフォームも可能ですが費用対効果の点から新品の羽毛布団をに買い替えをお勧めします。

 羽毛布団を収納する前には必ず十分に乾燥除湿をして収納保管して下さい。湿気たまま収納するとカビの原因になります。

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