掛け布団と敷き布団の保温性

 「布団が寒いので、この羽毛布団を掛けると、暖かく眠れますか?」とのご質問を受けます。 ・・・「はい、暖かく眠れます!」と全てのお客様に答えられません。

 寝床内の暖かさ保温力は、敷きふとんが6割、掛け布団が4割であると言われています。 敷きふとんは、体重をかけて接している為、熱も伝わりやすいわけです。 言い換えれば、熱が奪われ易いわけです。例えば、電気カーペットの上で、 「うとうとしてしまった」ご経験があると思います。暖かく眠るためには、敷きふとん、敷き毛布、 パッドなどの敷き寝具の役割は、大きいといえます。

 「腰痛の原因は、敷布団にあるのでは?」とのご質問も受けます。・・・もしかすると、そうかもしれません。 暖かくするために、ふかふかの、軟らかい敷きふとんとマットレスをご使用されている場合は、 腰が落ち込んだ不自然な姿勢で寝る為に、腰痛の原因になることもあり得ます。
敷きふとんの硬さは、マットレス、バッド等の組み合わせた状態で、 トコツキ感のない程度であれば十分だと想います。マットレスとパット(薄い敷きふとん)の役割分担ですが、 弾力性は、マットレスが6割でパットが4割、 保温性(夏は断熱・放熱性)は、マットレスが4割でパットが6割程度と思います。

 敷きふとんの厚みは、敷きふとんの充填素材の違い、マットレス・敷きパッドを使用するか否か等のことも考慮する必要があります。 ただ単に「厚み」=「暖かさ」?ではありません。厚みがなくても、素材の違いにより暖かさが違います。 敷きパッドには、夏用・冬用のタイプがあります。また、マットレスは夏冬で、裏返して使用するタイプ等もあり、四季に応じて組み合わせて快適な眠りを得てください。 質の良い温もりを得られるものに、電気を使う温熱敷きふとんなどもあります。 詳しくは、こちらの敷き布団の選び方のページにてご覧下さい。

 寝具を保温・寝心地の観点からとらえた場合、多くの方は羽毛布団など掛け寝具を重視される傾向がありますが、敷き寝具も重視していただければと思います。 またトコツキ感と敷きふとんの硬さ・厚みについては、こちらの敷き布団の硬さと寝返りの関係のサイトにてご覧下さい。

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