羽毛布団を買う時に迷ったら・・・

 羽毛布団を買う際に、何を基準にすれば良いのか?わからなくなり迷った方に読んで頂きたいサイトです。 お客様の立場に立つと、良い羽毛布団をできれば安く買えないかと、色々なサイトを見るのも当然のことと思います。 寝具販売店の立場でサイトを見ると、ズバリ申し上げると極端に安いものは無いと思います。 ただ、ネット販売の方が、実店舗販売より安いのは感じています。問題なのは、中身の羽毛(ダウン)を見ることができないことです。 例え、見ることができても品質良し悪しの判断ができないことと思います。 そこで、買う時に迷った方のために、価格に捕らわれず羽毛布団の品質の良し悪しを見極める基本的な選び方をご案内致します。


メーカーでの選び方

 羽毛布団の品質は、中身のダウンの品質、側生地素材の品質、内部構造の仕様により基本的に決まります。 どこのサイトも同様の事を説明していると思います。 しかし、問題なのは見ることができない「ダウンの品質」なのです。 この「ダウンの品質」を知っているのは、ダウンを入れたメーカーなのです。 日本羽毛製品協同組合(日羽協)という組織が「羽毛布団の試買テスト」をおこなった結果においても「偽装」の問題が発表されています。 このことからも「メーカー名」にこだわる必要があると思います。 当店オリジナル羽毛布団の製造を依頼するのは、業界でも有名なメーカーとなっています。また、発注したくないメーカーもございます。

 有名メーカーの品質表示は安心出来ますとご案内致しましたが、有名メーカーも取引先の要望に応じて幅広い製品ラインナップがございます。 有名メーカーの全ての羽毛布団がおすすめできるわけではありません。選び方のポイントとしてメーカー名は重要ですが、有名メーカーの製品にもランクがあります。

ダウンの品質での選び方

 羽毛布団に使われている主なダウンには、グースとダックの2種類の鳥があり、 羽毛布団を中味のダウンで選ぶならダウンボールが大きいグースダウンがおすすめです。 品質は、ダックダウン>グースダウン>マザーグースの順番です。廉価版はダックで高級品はグースになります。

 マザーグースにもランクがございます。市場には日羽協の規格を満たさないマザーグースも見かけます。

羽毛の品質を評価する基準にダウンパワー(かさ高)値がございます。 この値が高いダウンは、弾力・保温性に優れています。 羽毛布団をダウンパワーで選ぶならお勧めは400dp以上です。

 ダウンパワー値とは、ある一定の条件下にて30グラムのダウンを、内径29cm高さ60cmの容器に入れ、重さ94.3gの円盤をのせ、2分後の体積を計測。 ダウン1gあたりの体積値を算出した値のことです。 布団の厚みと全く無関係ではありませんがダウンの暖かさを示す尺度です。布団の厚みはダウンの量と内部構造に関係しています。
かさ高性最高値は470cm3/g程度。 同じ数値でもメーカーにより差を感じます。

 羽毛布団の中味は、ダウンとフェザーです。このダウン率が高いものがよい羽毛布団といえます。 ダウン率はダウン93%以上がおすすめです。ダウン率50%未満のものを「羽根布団」と言います。

 ダウンの産地は、北極地方/北欧/シベリア/カナダなどの産地のダウンがおすすめ。 ただし、日本に輸入されているダウンの90%はアジア産です。北欧産は10%未満でマザーグースとなると2%程度です。

 羽毛布団の中身のダウンの充填量は品質により適量がございます。  上質グースダウンの場合で充填量はシングルなら1.2-1.3kg以上、ダブルサイズなら1.6-1.7kg以上です。 ダックダウンの場合はグースダウンより多く必要です。

 粗悪ダウンでも充填量を多くすると布団のボリュームは出ます。  しかし、多く入れすぎるとフィット性(体に添う性能)が低くなり、体とふとんの間に隙間ができ保温性が下がります。 粗悪ダウンを過度に多く充填(1.5kg~)すると、ボリュームがでて暖かそうに見えますがフィット性が悪くなり保温力が下がり、 また、重くなるのと温度調節機能も下がります。

側生地の品質での羽毛布団の選び方

 羽毛布団の側生地の主流は超長綿です。この超長綿にもランクがあります。生地に織る糸の種類(単糸、交撚糸、双糸)と品質の違いにより差がでます。 超長綿の場合は、60番糸の超長綿でも支障は無いと思いますが、やはり上質の超長綿は、柔らかく体にフィットして、保温性にも優れ素晴らしい寝心地です。 100単糸の超長綿になるとシルクとまでは言えませんがとても柔らかです。

 新合繊は、ポリエステルと綿などを合わせて織り込んだ布で、柔らかく肌ざわりも良いのですが、 ポリエステル繊維の比率が多くなると、吸湿・発散性が劣るため羽毛布団に仕上げると蒸れが気になることもあります。 最近注目されてる繊維に、シルクのような光沢と超長綿の柔らかさを持ったテンセル(素材名:リヨセル)は、柔らかく吸湿・発散・耐久性に優れ魅力的な素材です。


内部構造の違いによる羽毛布団の選び方

 羽毛布団の一般的な構造には、下のイメージ図の様に左からヨーロピアンキルト、立体キルト、2層(3層)キルトがございます。 この3タイプの中でもポピュラーなのは、立体キルト、2層(3層)キルトです。 ヨーロピアンキルトは格子状に仕切った部分が、表生地と裏生地が直に縫い合わされているため、 この部分にダウンが無く熱が逃げるため肌ふとんとか夏用ダウンケットに用いられています。 立体キルト、2層(3層)キルトは冬用の羽毛布団のキルト構造に用いられています。 寝心地は、ダウンの品質に関係しますが、羽毛布団の内部構造によっても違いがでます。 1層立体キルトより少し暖かいのは2層(3層)キルトです。軽いのは1層立体キルトです。


ヨーロピアンキル 立体キルト 2層(3層)キルト

具体的な羽毛布団の選び方

 当店の商品から選んで頂ければ有り難いのですが、右側にリストアップ致しました写真をクリック頂ければ詳細な説明文と写真が表示致します。 また等サイトのトップページ寝心地探求紀行から羽毛布団売り場をご覧頂ければ幸いです。

 お気に入りの羽毛布団が見つからない場合には、検索をされるキーワードとしては、羽毛布団 に続けて
メーカー名として例えば 山甚物産または京都西川 
高級羽毛布団ならポーランド産マザーグースまたはハンガリー産マザーグース、単にマザーグース
普及品ならグースとして検索をされてみてはいかがでしょうか?グースを検索文字に加えるとダックダウンが外れます。

更に、超長綿とか2層または3層のキーワードを追加されてみるのも良いかもしれません。 ご自分で探してみて見つからなければ、再度当店サイトにお帰り下さい。まずは、をお願い致します。

 上記の説明は基本的なものをリストアップしたものです。更に詳しくは羽毛布団の選び方にて説明をしています。 各素材のランクについて、まだまだ説明しなければいけない事がございます。言いかえれば上記の基本条件だけでは不十分な点があると言うことです。「羽毛布団の選び方」サイトにお進み頂ければ幸いです。

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