羽毛ふとんとは睡眠の道具!

 羽毛布団とは、よい睡眠をとるための大切な道具です。よい羽毛ふとんは、軽くて暖かであり温度湿度調節機能に優れています。 しかし、羽毛(ダウン)には温度調節機能がございますが1年中使えるわけではありません。夏に向かっては暑くてお使いいただけません。 また、よく似た響きではありますが「羽根布団」とは別物でございます。

羽毛布団の中味

立体キルト 羽毛布団は、格子状に仕切られた側生地の中にダウンを充填した構造です。 この点では羽根布団と同じですが、中味であるダウンとフェザーの比率が、羽毛布団ではダウンの比率が大きくなっています。 側生地の素材と品質、中味の品質の違いにより寝心地が変わります。

品質と寝心地の関係

 よい羽毛ふとんは、軽くて暖かであり温度湿度調節機能に優れています。 そこで「軽さ」「暖かさ保温力」「温度湿度調節機能」について素材品質と構造に視点を置いて説明を致します。

重さ軽さ

 羽毛布団の重さは、側生地と仕切り布(マチ布)とダウンの重さです。軽くするには、軽い側生地とダウンの量を少なくすることで軽くすることができます。 マチ布も重さに無関係ではありませんが、ウェイトは少ないため今回は触れません。

 軽い側生地には、ポリエステル系の生地にすれば軽くなりますが、吸湿性が悪くなるくなります。お勧めは超長綿の細い糸で織られた生地です。 太い糸で織られた生地は厚く重たくなります。お勧めは80番手以上できれば100番手以上の国産生地です。

 充填量と保温力はある程度比例します。同品質のダウンの場合はある程度までは量と保温力は比例します。適量以上入れると重くなるばかりで、身体に添いにくくなり暖かく無くなります。 充填量を多くせずに保温力を確保するには、品質の良いダウンを入れる事です。ダウンの品質はダウン率とダウンパワー値の高いものを採用すれば少ない量で保温力を確保することができます。 お勧めはダウン率93%以上のグースもしくはマザーグースです。ダックは量が必要になるため軽く仕上げることはできません。

暖かさ保温力

 羽毛布団の保温力は、ダウンの品質と量に関係します。重さの説明でも致しましたが、暖かさはダウンパワーとダウン率並びに量に比例します。 ただし、適量以上に充填すると張りすぎて身体にフィットしなくなり、逆に保温力は下がります。入れすぎると重くなるだけです。

2層(3層)キルト  羽毛布団の保温力を高める方法には、内部構造を1層構造から図のような2層構造にすることでも可能です。しかし、上層と下層を仕切る布が1枚必要になるため少し重くなります。 健常者にとっては気付かない程度の違いですが、御高齢者などには1層構造がお勧めです。

温度湿度調節機能

ダウンボール  羽毛布団が秋口から初夏の手前までお使いいただけるのは、ダウンの温度調節機能があるためです。 温度調節をどのようにするかと言えば、写真のダウンボールの細部の枝羽を閉じたり開いたりすることで、熱を蓄えたり逃がしたりしています。 一粒一粒のダウンボールが閉じたり開いたりすることで調節しています。その結果として寒いときよりも暖かい時の方が凹凸感はでます。

 低質のダウンを入れる場合は、保温力を量でカバーする必要がでるため、この温度調節機能は下がります。 熱を逃がす機能だけでなく湿気を放出する機能も合わせて下がります。

 羽毛布団の湿度調節は、側生地の加工にも影響を受けます。通常は側生地の裏面にダウンの吹き出しを防ぐダウンプルーフ加工というラミネート加工をしています。 この加工は湿気を通しにくい加工のため暖かくなるとムレ感がでます。 この加工をしないようにするには、極細の糸で織った生地とダウン同士が絡み合うリンケージダウンを使う方法がございますが、価格は非常に高くなってしまいます。 アイダータックダウンその1例です。別の方法もございますが寝心地を考えるとマイナス面が大きくと考えます。

当店の羽毛布団の選び方について説明をしたページを設けています。 ご参考にして頂ければ幸いです。

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