柔らかい敷き布団は寝返りが・・・?

 寝返りは、どの程度するものなのか?なぜするのか?平均的な寝返りの回数は20分に1回程度と言われています。 なぜ寝返りをするのか?色々と理由はありますが、まず寝返りをしないとどうなるのか?

 寝返りをしないようにすることはできません。寝返りは睡眠中に無意識に行っているためです。では、寝返りができない状態だとどうなるか? 床ずれ(褥瘡)が起こります。体圧がかかっている皮膚の血行不良が一因と言われています。寝返りをうつことで寝姿勢がかわります。 寝姿勢をかえると、筋肉にたまったストレスが解消され、本来の自然体に近い状態に戻ります。体のバランスが正常な状態に戻るとも言えます。

 床ずれは、体圧分散をする事で防ぐこともできます。敷き寝具ではムートンパッドとか低反発のマットレスが思い浮かびます。 体圧分散をする事で耐圧が集中する箇所は少なくなり、結果として血行不良も緩和される事になります。 ただ低反発のマットレス場合は体を包み込むように密着するため、通気性が悪くなり蒸れるために、結果として床ずれが起こる一因になってしまいます。

寝返りと敷き布団の硬さ

 本来のテーマである「寝返りと敷き布団の硬さの関係」についての話を戻します。平均的な回数は20分に1回程度と言われています。 7時間の睡眠とすれば一晩に21回の寝返りをうっているわけです。 寝返りをうつときの姿勢の変化を想像してみてください。頭、肩、腰、膝、かかとの部分に意識が行くと思います。この部分を支点として姿勢を変えているわけです。

 寝返りをうつときの支点となる頭、肩、腰、膝、かかとの部分の敷き寝具が柔らかいと、寝返りをうつ際にこれらの支点の部分が沈み込むとどうでしょうか? 布団か沈むと寝返りがうちにくいことが想像できると思います。

 一晩に21回の寝返りをうつのだから、敷き寝具の硬さはある程度の硬さが必要なのです。敷き寝具は体重をかけて密着しているため保温性についても十分に考慮して頂きたい寝具です。 寝床内の6割の熱は敷き寝具に奪われていると考えてください。

敷き布団の硬さと保温力

 敷き布団には、季節にも寄りますが、ある程度の硬さがある高反発の敷きマットレスなどの寝具と、 その上に体との隙間を埋める保温性と適当な通気性のあるパッドなどの寝具の組み合わせがよいと考えます。 夏場は布団の硬さは重要ですが、通気性を重視した方が良いと考えます。

敷き布団の硬さと体圧分散

 敷き布団は、弾力性のある高反発のマットレスのようなベースとなるものが1枚と、そのベースの上に敷いて体との隙間を埋めるパッドとの組み合わせが理想と考えます。 このパッドは季節に応じて保温力の異なるものを選ぶようにすればよいと思います。 まずベースとなる敷き布団が床付き感を感じない程度の弾力性と断熱性をもつものを選ぶことです。この弾力性と断熱性は、言いかえれば体圧分散と保温力の基礎的な部分を占めています。 そしてパッドで保温力と体圧分散を微調整するのが理想です。

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