枕を選ぶ際は、肩幅+20cm高さは人差し指

 枕の選び方のポイントは、大きさと高さが自分に合ったものを選ぶことです。大きさは肩幅より20センチ程度広いもので、高さは人差し指の長さです。 この条件が仰向きに寝た時の枕の理想型です。 その理由を説明する前に寝姿勢について簡単な説明をさせて頂きます。 寝姿勢は壁を背にして寄り添うように立った状態で、壁との隙間を埋めるような枕を用意できれば理想的と言われています。 仰向きに寝る姿勢は、壁に寄り添った状態でその垂直の壁が水平になった状態です。 横向きに寝る場合は、背骨が水平になるのが理想と言われています。1つの枕で両方の機能を持たせるには少々難しい点もございます。 それでは、自分に合った枕の選び方と調整方法についてご案内いたします。

大きさを決める基準は肩幅

 枕の大きさが肩幅を基準にするかと言えば、睡眠中は平均で20分に1回程度寝返りをうっています。そのため仰向きに寝る姿勢だけを想定できません。当然横向きに寝る場合もございます。 寝返りは肩を中心にして左右にどちらにもうちます。枕の大きさを決めるには横向きに寝た際にも、理想的な寝姿勢を保つ必要があります。そのため枕の大きさは、肩幅より左右に10センチ程度広く必要になります。 既製品の大きさは、縦50×横70センチ、43×63センチ、35×55センチの大きさが一般的です。お勧めは43×63センチのタイプかと思います。体格の良い方は50×70センチもございますが種類が少ないのが現状です。

仰向きに寝るとき

 枕は後頭部に当てるのではなく、首の後ろを中心にして肩と後頭部を支える位置が理想的です。前述のように寄り添った壁との隙間を埋めるような枕が寝姿勢を保つようにすることです。 その時の首の後ろの隙間の長さは、ご自分の人差し指の長さ、または、じゃんけんのグーをして、母指丘を平らな面に付けて面から人差し指の第3関節までの高さと言う説もあります。 後頭部を高くすると頭の重みが肩に掛かります。また気道が塞がります。頸椎を支点として頭と肩の重みを振り分けるようにできれば理想的です。

横向きに寝るとき

 枕はズバリ耳の下が理想的です。どなたも直感的に解ると思います。説明をする必要は無いと思います。高さは、背骨が水平になるのが理想と言われています。

ひとつの枕で2つの高さ

 仰向きに寝るときの枕の高さと、横向きに寝るときの高さは違います。この両方を満足させるには、少なくとも2箇所で異なった高さの違う部分が必要です。 そして横向きに寝る場合も右肩を下にするのか左肩を下にするのか、交互にする場合も当然あるわけで、そうなると3箇所(2箇所と1箇所)で高さが異なる形が必要になります。 更に、体格は異なり敷き寝具の硬さも異なるため既製品では満足のいく枕は無いと言っても過言ではありません。寝具店としては枕を売れないと言うことになります。 以前、自分に合う枕の作り方をご案内したことがありますが基本的には同じです。 この度(株)京都西川から自分に合うように調節ができる枕(チューニングピロー)が、発売されていましたのでご案内いたします。 こちらが枕の改造のページです。

高さを調整できる枕

画像クリックにて大画像

上から見た枕 横から見た枕 裏側からみた枕
内容物 高さ調節パッドポケット 高さ調節パッド

 このシリーズは、中芯のパイプ(ストローを短く切断したようなもの)の硬さが、やわらかめ、ふつう、かための3種類あります。更に各々のタイプには、硬さには低めと高めの2種類があり合計6種類有ります。 できれば肩幅に応じて、広い、ふつう、狭いのコースがあれば、より理想に近い枕に調整ができるかもしれません。

枕の高さを測定・・・?

 「あなたに合った枕の高さを測定します。」枕の中に空気を入れてその空気圧を測定することで、高さを測定する仕組みです。 一瞬おもしろいアイデアと思いましたが、枕と敷き布団とマットレスを合わせて提案するのでなければ、意味が無いと思いました。 測定結果により選ばれた枕を持ち帰り、ご自分の敷き布団の上に置き寝た瞬間、あれ、なんかおかしい???と感じる場合がほとんどだと思います。 お店の敷き布団とマットレスの硬さと、ご自分の敷き寝具の硬さが異なるからです。 枕の高さは測定せずとも「人差し指の長さ」が頸椎の後部と敷き布団の隙間の高さです。 個人の好みと敷き布団の硬さにより多少の調節が必要になります。やはり、ご自分で調節をしないと微妙な高さ調節はできないと思います。

自分に合った枕とは調整の仕方

 枕の高さ大きさは体格により異なりますが、肩幅+20センチ程度あればよいのではなでしょうか。  問題は頭の形状と首の長さが個人により異なるため、枕の高を部分的に調整する必要があります。 今回は上記の(株)京都西川のチューニングピローを使い調節してみることにします。

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