羽毛布団の肩口、えりもとを暖かくする快眠対策

 羽毛布団は軽くて暖かく「暖かい雲」に被われて寝ている様との評価を頂いています。 ただ肩口の冷え寒さをもっと暖かくする方法はありませんか?とのお問い合わせを頂く事がございます。 この問題はメーカーも気づいているようで、対策として襟元部分のマス目の形状を細くしたりするタイプの製品を発売しています。

羽毛布団のえりもとのキルト

 羽毛布団は格子状の四角いブロック(マス)状に区切られているタイプが一般的です。睡眠中に寝返りを打つことなどにより、このブロックの中でダウンは足下の方向に偏りがちになります。 えり元のブロック内では、えり元に近い部分のダウンが少なくなり、えりもとの部分の布団の厚みが薄くなりがちです。

 この問題は、羽毛布団の足下の辺を持って布団を振ることで、ダウンがえり元の方向に移動するため一時的には解決できます。 しかし、毎晩するのも面倒なので、えり元部分のブロックの形状を細長くした構造もございますが、 やや改善された感じは致しますが、肩口の冷えには根本的な解決策とは言えません。首の太さと枕の高さが影響していると考えられます。

 羽毛布団の足下の辺を持って布団を振り調えることをせずに使い続けると、えり元部分のカバー内部では、羽毛布団とカバーが分離してきます。 「分離」とは、布団を肩口に掛けようとして、カバー越しにふとんを引き寄せようとして、カバーだけを引っ張るとことで起こる現象です。 カバーとふとんは、えりもとの中央と両角の3ヶ所で留められていますが、 角と中央の間はダブルサイズだと95㎝あります。この95㎝間の部分ではカバーは肩口の方向に引き寄せられますが、ふとんは足下方向に移動して「分離」が発生します。 当然、カバーだけでは保温力は無く寒くなります。2~3日おきにふとんを調えるようにして使用してください。 えり元の辺で羽毛布団とカバーを3点ではなくファスナーを使い線で留めると改善(実証済)されると思います。

肩口を冷やさないために肩当て

 ベストの様な肩当てを試してみました。暖かですが寝返りをすると背中下に出来た肩当てのシワが気になり続けることが出来ませんでした。 衿が付いているタイプは首の後部で汗をかくため使用を断念しました。

続いて試したのが大判のバスタオルをえり元から肩口に添って掛けてみました。 バスタオルがもう少し厚ければ、保温効果もあり良いのですが少し物足りない感じが致します。

 そこでペービー用の綿毛布を細長してえり元に掛けて寝てみるとまずまずの保温力です。 何か適当なものはないかメーカーに問い合わせたところ、ストールケットをご提案いただきました。

えりもと暖かストールケットとは

 ストールケットとは、大きさは75㎝×120㎝で中綿を柔らかなニット素材で包み表面をキルティングしたケットです。文字通りストールの様に羽織ることも出来ます。大きさはバスタオルと同じぐらいです。 えり元に掛けて寝てみますと心地よい暖かです。暖かさの訳を調べてみると中綿に秘密がありました。吸湿発熱機能わた(ウォームフィール)と言うワタです。 要するに体から出る汗や湿気を「熱」変換、ムレも抑えて心地よい暖かさが得られるワタのようです。 羽毛布団の肩口の寒さ対策には、このストールケットがお勧めです。

 肌触りの良さも抜群です。このニット素材の生地は、超極細繊維を編み上げられて「とろけるような」柔らかさです。家庭で洗濯が出来るようになっています。

ストールケットの画像

 左の写真の破線の所で二つ折りにして、えり元に掛けて使用しています。ワタ入りと言っても薄いものなので肩口にフィットして暖かです。大きな画像は写真をクリックして下さい。別窓で表示いたします。


 洗濯後のことなど感想はまた・・・。

 2016年追記
 このストールケットを、家庭用洗濯機で3回ほど洗濯をしてみました。 ニット素材の生地なので少し毛玉ができましたが、洗濯によるものかは解りません。使用に際しては何ら気になりませんでした。脱水後屋外で1日干すことで乾きました。 暖かさは洗濯しても影響はなく十分に暖かです。特に朝起きてくるときにショールの様に方を被うことができ便利な使い方を発見!!。本来の使い方と指摘を受けそうです。(^_^;

 羽毛ふとんの品質については羽毛布団の選び方のページにてご案内しています。お役に立てれば幸いです。

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