1ページ

保温は掛・敷きどちらが大切

閉じる

 「布団が寒いので、この羽毛布団を掛けると、暖かく眠れますか?」とのご質問を受けます。
・・・「はい、暖かく眠れます!」と全てのお客様に答えられません。
布団の暖かさ、保温は、敷き布団が6割、掛け布団が4割であると言われています。 敷き布団は、体重をかけて接している為、熱も伝わりやすいわけです。 言い換えれば、熱が奪われ易いわけです。例えば、電気カーペットの上で、 「うとうとしてしまった」ご経験があると思います。暖かく眠るためには、敷き布団、敷き毛布、 パッドなどの敷き寝具の役割は、大きいといえます。

 「腰痛の原因は、敷布団にあるのでは?」とのご質問も受けます。・・・もしかすると、そうかもしれません。 暖かくするために、ふかふかの、軟らかい敷きふとんとマットレスをご使用されている場合は、 腰が落ち込んだ不自然な姿勢で寝る為に、腰痛の原因になることもあり得ます。
敷きふとんの硬さは、マットレス、バッド等の組み合わせた状態で、 トコツキ感のない程度であれば十分だと想います。マットレスとパット(薄い敷き布団)の役割分担ですが、 弾力性は、マットレスが6割でパットが4割、保温性(夏は断熱・放熱性)は、マットレスが4割でパットが6割程度と思います。

 敷き布団の厚みは、敷き布団の充填素材の違い、マットレス・敷きパッドを使用するか否か、 等のことも考慮する必要があります。ただ単に「厚み」=「暖かさ」? ではありません。厚みがなくても、素材の違いにより暖かさが違います。 敷きパッドには、夏用・冬用のタイプがあります。また、マットレスは夏冬で、 裏返して使用するタイプ等もあり、四季に応じて組み合わせて快適な眠りを得てください。 質の良い温もりを得られるものに、電気を使う温熱敷きふとんなどもあります。

 寝具を保温・寝心地の観点からとらえた場合、多くの方は掛け布団を重視される傾向がありますが、 敷き布団も重視していただければと思います。またトコツキ感と敷きふとんの硬さ・厚みについては次のページにて・・・・・。




2ページ

自分に適した敷きふとん


 敷布団を選ぶ際、「硬さ、弾力性、厚さ、大きさ」は、どの程度が適当なのか?
敷きふとんは、硬く冷たい床と体の間にあってクッションの役割と保温(断熱)の役割を果たしています。 使用者の体型の違いにより、適する敷きふとんも違いがあります。
背の高い方はその身長に応じた長さのものが必要となります。 身長が180センチ(頭のてっぺんから足の指先まで約200センチ)以上の方は、200センチの敷きふとんでは、 頭と足先に全く余裕がなくなるので、230センチ程度の敷きふとんをお勧めします。
 体重の重い方は、やや硬めで耐久性に優れ、保温力のある材質のものを選ばれることをお勧めします。 充填素材の質も影響しますが、やはり量が必要であり、少し重いものになります。

 トコツキ感とは、硬い床の上に仰向けに寝ると、後頭部、肩甲骨周辺、お尻、かかとの部分に体圧を感じます。 敷ふとんの上に寝た時に、この部分で体圧、床の存在を強く感じるようであれば、その感じがトコツキ感とえます。 柔らかく厚い敷きふとんにすれば解決するのですが、腰の部分が落ち込み(腰痛の原因となったり)良い眠りが得られません。

 どの程度の「硬さ、弾力性、厚さ」が適当かというと、上向きに寝たときに、 後頭部、肩甲骨周辺、お尻、かかとの部分に特別強い体圧を感じなく、 腰の部分が落ち込まない程度の硬さがあり、腰の部分でも体圧を感じるようなら体圧分散ができています。 逆に、腰と敷き布団の間に、簡単に手のひらが入るようなら、敷き布団が硬すぎます。 次に睡眠時の姿勢は、壁を背にして立った姿勢を、そのまま水平したにした状態が理想とされています。 一度、お使いの敷き布団で、お尻、腰の部分が、沈みすぎていないか、枕を使用してチェックされては?。 最後に、個人の好みも加えたものが理想の「硬さ、弾力性、厚さ」といえます。 極端に厚いものはお勧めできません。
         掛けふとん・毛布の意外な真実・・・・次のページにて


 

3ページ

快適な掛けふとん。毛布


 掛けふとんは、4割の保温の役割と申しましたが、4割あるわけです。 寒い場合は、毛布、肌ふとんと重ねて寝られる場合が多いと想います。 しかし、掛けふとんの充填素材によっては、ただ単に重いだけのものもあります。 同じ素材でも、それぞれに品質があり、充填比率の違いもあります。 特に冬用の掛けふとんは、素材、比率等を充分に比較検討し、納得のいくものを選んで下さい。 また、素材、商品の品質の違いと同様に、ネット上の店にもカラー、特徴、傾向の様なものがあります。

 掛け布団、掛け毛布、肌布団の組み合わせで使用する場合は、布団の充填物によっては、 その重さのためか疲れがとれず、目覚めが悪いこともあります。 やはり羽毛布団が、軽く暖かいように思います。 しかし、重い布団でなくては、寝られないと言う方もいらっしいます。好みの問題ですので 重い布団でもかまわないわけですが、「重さ」=「暖かさ」?であるように感じておられる可能性があります。 羽毛等の比較的軽い掛け布団にチャレンジされる場合は、あまり寒くない季節から始められることを勧めします。

 重い原因の一つに、合わせの毛布(2重の毛布)があげられます。特に、ご高齢の方は、重く感じられています。 2重にすることで保温性はましますが、新素材の開発により、一重でも十分に保温性に富み、かつ暖かな製品が有ります。 ご高齢者には、軽く暖かいタイプのものをお勧めいたします。
 また、毛布の上に布団を重ねて使用すると、布団と毛布が添わずに、布団は右に、毛布は左になることがあると思います。 それは、毛布には、織り込む繊維(毛)に方向性があり、一方向にすべりやすくなっているためです。 1重の毛布で、ズレにくく軽くて暖かい素材のものも発売されています。

 できれば毛布は使わず、肌に当たる部分が綿毛布の生地でできた布団カバーがあります。 そのようなカバーを羽毛布団に掛けてると、別々になることも少なでしょう。羽毛布団にカバーを取付ける新しい方法を、 フィットするカバーのコーナーにてご案内しています。