高齢者の寝具

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 高齢者には、ご自分で布団の上げ下ろしができる方から、寝たきりの方までおられますが、 多くの方が筋力の低下、体温調節機能の低下があるためか、望まれる寝具の特徴の一つに、 「軽さ」があげられます。掛けて寝るとき、布団の上げ下ろし、干すときに軽い布団を望まれています。 次に「暖かい」保温性に優れた寝具を望まれています。 また、寝起きが簡単にできることからベッドを望まれる方も多くいます。

 お勧めする寝具としては、掛ける寝具は、 羽毛布団、軽量1重の毛布、 ダクロン等の軽量素材の布団等があげられます。 敷く寝具としては、体圧を分散させ床つき感をなくすために、軽量のマットレスと軽量の敷き布団 またはパッドを組み合わせ、その上に季節に応じた敷き毛布、汗取りシーツを掛け、 失禁対応が必要な場合は 防水シーツ もお勧めです。速乾性で洗濯可能なものが望まれています。

 体温調節機能の低下の点からは、遠赤外線熱で暖かい温熱敷き布団なども人気商品の1つです。 また、夏は、冷房の室温をやや高め(個人差有り)に設定される事をお勧めします。 病院などの場合は、タオルケットだけでは寝冷えすることもあります。 夏布団、ダウンケット、綿入りタオルケットとの併用をお勧めします。 また、季節に応じたリラックスできる「ねまき」も重要です。

高齢者の中でも寝たきりの方は、「床ずれ(褥瘡)」の予防にも注意が必要です。 「体圧分散と床ずれ(褥瘡)」のコーナーを参照して下さい。
ベッドで、掛け布団と毛布を重ねて使用する場合、毛布の毛並みの方向に布団が滑り落ち安い為、 囲いがあるタイプをお勧めします。また、ベッドの高さは、ベッドに腰を掛けた時に、かかとが床につく程度が理想です。
介護用ベッドのサイズは、横幅90cm縦200cmのものが一般的です。 一般のシングルサイズの敷き布団(横幅100cm)より10cm小さいため、敷き布団は別途用意する必要があります。