寝床内の調湿調温について

ここのところ、羽毛布団とムートンパッドについての問合せを多く受けます。最も多いのが「この羽毛布団あるいはムートンパッドは暖かいですか?」との質問です。もちろん暖かいものを選んでいますが、両方共に温度と湿度をある程度調節する機能があります。この機能により適温、個人差はありますが暖かすぎず寒すぎずの温度を保ってくれます。また適度に放湿して湿度管理もしてくれます。製品のレベルにもよりますがアクリル系の掛け敷き毛布を使った方が暖かいかもしれません。正しい表現をするなら暖かすぎて汗をかく人もいるかもしれないと言うことです。

寝床内の調湿調温

羽毛布団、ムートンパッド両方とも動物の保温材なのです。暑さ寒さから身を守る為のものなので、温度調節機能に優れていることは間違いありません。ご質問の回答は、心地良い温もりですとお答えしています。

羽毛とムートンの品質

両方ともに寝具の素材としては高評です。しかし、ともに生き物から頂いている素材です。羽毛の場合は食肉用の副産物であることは間違いありませんが、ムートンの場合は毛皮を主たる目的のものと食肉の副産物である場合があります。ムートンの場合はこの違いによりパッドとして仕上がった製品の品質に大きな違いが出ます。もちろん羊の品種も異なっています。そのため低価格のムートンパッドは湿度温度調節機能はあまり期待できないものが多くあります。また耐久性もよくありません。羽毛においても同様のことが言えます。鳥の種類と飼育期間により寝具の素材には不向きなものもあります。低価格の羽毛布団とムートンパッドには寝具に不向きな素材を使用したものが多く使用されています。

羽毛ふとんとムートンパッドの人気

両方共に保温力と温度調節機能が備わっていることで人気があります。この機能なり性能は良質の素材を使用した製品に備わったものです。低価格のものには、それらの機能が働く素材が使われていません。たぶん言い過ぎではないと思います。しかしネット上あるいはチラシには、これらの機能を前面に出して低価格の製品が多く並んでいます。購入時には慎重に比較検討する必要があります。上質の素材がも機能は低質品には僅かしか備わっていません。そのために低価格で販売をしています。低価格のものは寿命が短いだけでなく寝心地が悪いのといえます。寿命の短さより寝心地の悪さが際立つように思います。羽毛ふとんとムートンパッドの人気は上質の素材を使用したものによるところが大きいと思います。
おすすめはマザーグース羽毛布団です。

寝床内の調湿調温

寝床内の調湿調温するには、天然素材を使用した寝具がお勧めです。技術革新がすすみ化学繊維を利用したものも日々進化していますが、目標とするところは天然素材であるのが現状と思います。さらに天然素材である羽毛とムートンにも品質差があるため、寝心地を追求するにはある程度の出費は必要かと思います。どうかよい寝具で心地良い目覚めを体感して下さい。

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