羽毛布団の満足度?秀・優・良・可と不可のダウン品質の分水嶺?羽毛布団購入に失敗しない羽毛品質を紹介

羽毛布団をリーズナブルな価格でギリギリ満足頂ける品質ランクはどこか?
大学の成績評価「秀・優・良・可・不可」になぞらえるなら、少なくとも「可」以上が必要になります。
こちらの羽毛布団の5ランク評価も参考にて下さい。
寝心地が「秀・優」のランクは、羽毛・側生地・キルト方式をよくすれば価格は高くなりますが悩むことはありません。
しかし、「リーズナブルな価格の羽毛布団」という条件が付くと羽毛・側生地・キルト方式も制限が付きます。
リーズナブルな価格は個々に違いがありますが、ここではギリギリ羽毛布団らしさが感じられる品質ランクでお買い求め易い価格とさせていただきます。
多くの方が知りたいのは、良・可・不可を分ける基準はどこなのか?その分水嶺だと思います。そしてリーズナブルな価格で出来れば「良」の満足度が得られる基準を知りたいのではないでしょうか。
以下の評価基準は30余年の経験をベースにした当店独自のものであることを申し上げておきます。

羽毛布団満足度とダウン品質

ダウン品質において良・可・不可の区分の中でも可と不可の区分けが最も難しいところです。30余年の経験知をベースにすると次の様になります。価格での区分は毎年のように値上がりしているため設定は今回は出来ません。

羽毛布団の満足度?下限品質

エクセルゴールドラベルのランクで380dp未満90%未満は不可であり、エクセルゴールドラベル380dp以上90%以上は可・不可が混在してグースで充填量シングル1.2kg以上ならギリギリ可でダックなら不可と考えます。
羽毛布団をリーズナブルな価格でギリギリ満足頂ける羽毛品質ランクで可と不可の分水嶺は、ダウンパワー380dp・ダウン率90%のダウン品質です。
ダウンパワー380dp・ダウン率90%前後のダウン品質の羽毛布団は価格競争が最も激しい激戦ゾーンとなっています。このことからわかることは、販売価格に合わせて製造されている羽毛布団ということです。言い換えれば品質より売り優先だということです。羽毛布団の購入に失敗したとの声を最も多く聞くのもこのゾーンです。
羽毛布団購入で大失敗しないためにはどの羽毛品質を選べばよいのか?羽毛品質は「良」です。
良・可の満足度はロイヤルゴールドラベルのランク以上です。グースなら良でありダックなら可となります。付帯条件は充填量はシングルで1.2kg以上、ダックなら1.3kg以上が条件です。
ただこの区分は筆者とお客様との会話とか経験知をベースにしています。そのため上記の条件を満たした「可」のランクの中にはグレーゾーンに属するものがあります。業界の裏情報をベースにするとメーカー名を見ると不可になる場合もあります。
可のランクはややもすれば不可に近い可能性があります。例えば冷え性であったり寝室温度が低い場合は不可になる可能性が大です。そのためグレーゾーンは不可と見なすことをおすすめします。

満足度が良の羽毛布団

購入した羽毛布団を使ってみて満足度が「良」と感じるには、ロイヤルゴールドラベルクラスの中でもダウン率93%ダウンパワー400dp以上のグース羽毛をシングルなら1.2kg充填した羽毛布団をおすすめします。
ダウン率93%ダウンパワー400dp以上ならグースダウンとダックダウンの価格差はそれほどありません。しかし品質差は間違いなくあります。
例えば羽毛の品質指標に鳥種(ダック)混合率と言うものがあります。グースとかマザーグースダウンにダックダウンが混入している率のことなのですが、ダックにグースが混入している率でないことが意味することはグースダウンがダックダウンより上質であることを証明しています。
こちらの羽毛布団の選び方も参考にて下さい。
メーカーの信頼度は消費者の方に解りづらいものです。そこで当店の私感ですが安心できるメーカーを紹介します。
西川(株)、山甚物産(株)、ロマンス小杉(株)、浅尾繊維工業(株)、大恒リビング(株)、昭和西川(株)等です。他にも信頼出来るメーカーもあると思いますが現物に触れていないため紹介は出来ません。
上記のメーカーの羽毛布団品質もピンからキリまであることをご了承願います。
こちらのメーカーの信頼度での羽毛布団の選び方も参考にて下さい。

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