羽毛布団の種類と快適温度帯(本掛・合掛・肌掛)

羽毛布団には「本掛け・合掛け・肌掛け」の3種類があり、室温に応じて使い分けるのが快適な睡眠環境づくりの基本です。目安として、最低室温が15℃を下回る場合は本掛け、15℃〜22℃程度なら合掛け、20℃以上では肌掛けが適しています。

ただし、これらの使用温度帯は明確に分かれているわけではなく、一部は重なります。そのため少しの間は併用しながら使われることをおすすめします。

下図は各羽毛布団のタイプが快適に使える室温帯の目安を示したものです。

羽毛布団(本掛け・合掛け・肌掛け・その他)の種類別に快適な室温帯を示した比較グラフ

以下の表では、それぞれの羽毛布団の特徴、適した季節、シングルサイズでの羽毛量の目安などをまとめています。購入時の比較検討にお役立てください。

羽毛布団の種類と用途・時期

種類
快適な室温帯
羽毛量目安
主な用途
使用時期
本掛け
18℃以下
1.0〜1.3kg
冬のメイン布団
11月〜4月
合掛け
15〜22℃
0.6〜0.9kg
春秋・寒冷地の夏
3月〜5月・10月〜11月
肌掛け
20℃以上
0.3〜0.4kg
夏・エアコン利用時
6月〜10月

羽毛布団は、種類ごとに羽毛量や適した室温帯が異なり、用途や快適性にも影響します。特に羽毛品質(羽毛の種類・ダウンパワー)と羽毛量は保温力を大きく左右するため、選ぶ際の重要な指標となります。

羽毛品質に応じた適切な充填量がありますが、羽毛には快適性や布団のバランスを保つために充填量の上限もあります。そのためダックダウンの場合は、本掛け布団においてほぼ上限の1.5kg程度まで入れている製品もあります。

※上記の室温帯はあくまで目安です。実際の保温性は、羽毛の種類(グース・ダック)、品質、構造、側生地などにより変わります。スペックの確認と合わせて選定ください。

このデーターは筆者の実体験に基づいています。詳しくは、室温20℃での快適な掛け布団合掛け羽毛布団の検証記録のページをご覧ください。

各種羽毛布団の交換時期については、季節と室温に応じた選び方のページをご覧ください。

羽毛品質と布団の種類のおすすめ組み合わせ

羽毛品質(羽毛の種類・ダウンパワー)によって、適した布団のタイプ(本掛け・合掛け・肌掛け)は異なります。以下の表では、それぞれの羽毛がどの布団に向いているかをまとめています。予算・体感温度・季節に応じた選び方の参考にしてください。

布団の種類
ダック
グース
マザーグース
本掛け
 
380~400dp 
厚手推奨
 
400~440dp 
暖かくコスパ良し
 
400~490dp 
軽くて暖か
合掛け
 
380~400dp 
保温力に注意
 
400~440dp 
使い勝手の良い万能型
 
400~440dp 
保温力・温度調節に優れる
肌掛け
 
~400dp 
お手頃価格
 
380~400dp 
厚手もあり
 
400~430dp 
ややオーバースペック

◎=最適、○=適している、△=条件次第で可

筆者の35年にわたる経験上、マザーダックダウンにもまれに440dp相当の高品質な羽毛が見られます。ただし、ダックダウンの特性を踏まえると、グースダウンと同等に評価するのは難しく、実際には20dpほど低く見積もるのが実情と考えています。

たとえば合掛け布団を選ぶ際も、寒がりの方にはグースやマザーグースを使ったタイプがより快適です。一方、夏用の肌掛けには、ダックダウンを使用した薄手のものが適しています。ただし、近年は異常気象の影響で、3㎝マチ付きのやや厚手の肌掛けを求める方も増えています。このように、布団の種類だけでなく、「中身の羽毛の違い」に注目することが、自分に合った一枚を選ぶポイントになります。

羽毛布団3種の快適使用季節

羽毛布団の種類と使用に適した季節
季節 本掛け 合掛け 肌掛け その他
12月××
1月××
2月××
3月××
4月××
5月
6月×
7月××
8月××
9月××
10月
11月××

◎=最適、○=適している、△=条件次第で可、×=不向き
※「その他」は、羽毛以外の素材(麻・シルク・真綿など)を使用した肌掛け寝具を指します。

この表は、一般的な「本掛け」「合掛け」「肌掛け」の羽毛布団3種類について、それぞれの使用に適した季節を目安としてまとめたものです。当サイトでは、昨今の気候変動や住宅環境の変化を踏まえ、実際の体感や使用状況をもとに独自の視点で整理しています。

羽毛布団の選び方に迷った際には、各タイプの構造や素材の違いを具体的に知ることが重要です。以下では、本掛け・合掛け・肌掛け、それぞれの特性を詳しくご紹介します。

3種類の羽毛布団をさらに詳しく解説

冬用|本掛け羽毛布団

寒さの厳しい冬に最適。羽毛量は1,000g以上が目安で、ダウンパワーの高さに応じて量が調整されます。たとえば、440dpの高品質グースダウンなら約1,200gが一般的な目安です。

キルト構造は体質や最低室温に応じて、立体一層キルト、二層または三層、ハイマチ密閉キルトなどがあります。

春・秋用|合掛け羽毛布団

寒暖差が大きい季節に活躍する中厚タイプ。羽毛量は600〜900g程度で、例えば400dp前後のグースダウンでは約700g~800gがスタンダードです。

構造はマチ幅約3cmの立体キルトが一般的。高気密住宅では、冬も合掛けで過ごせる場合があります。

異常気象による二季化の影響で寒暖差が極端になりつつあるため、温度調節機能に優れたマザーグースダウンがおすすめです。

夏用|肌掛け羽毛布団

薄手で軽量な肌掛け羽毛布団は、羽毛量が約300〜400gと少なめで、夏場に最適なタイプです。たとえば、380~400dpのダックダウンなら約300g前後が一般的です。基本はマチのない「ダイレクトキルト」構造ですが、近年では3cm程度のマチ付きタイプも登場し、やや保温力を持たせた仕様もあります。

放熱性に優れており、エアコンを使う夏の夜や、梅雨・初秋の寝具としても活躍します。暑がりやより通気性を求める方には、麻素材の掛け布団を選ぶのも一つの方法です。

通年使える「ツインダウン」は便利?

「肌掛け」と「合掛け」の2枚を組み合わせて使うツインダウン(オールシーズン布団)は、季節に応じて使い分けができる便利な構造です。

  • 夏:肌掛けのみ
  • 春秋:合掛けのみ
  • 冬:2枚重ねて使用

ただし、布団を重ねると側生地が2重になるため重くなりがちです。また、夏に使う肌掛けは劣化しやすく、保温力も年々低下するため、寒冷地では本掛け布団の方が安心です。

近年の異常気象による選び方の変化

特に近年は、春と秋が短く、夏が長くなる「二季化」傾向が顕著になっています。

そこで専門的な視点からのおすすめは、本格的に寒くなるまでの間と春先の暖かくなり始めた時期に、本掛けの使用期間をなるべく短縮し、その中間を快適に過ごせるように、保温性と温度調節に優れたマザーグースなどの高品質ダウンを使用した合掛け布団を活用することです。

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マザーグース合い掛け羽毛布団

●こだわりの純日本製 ●ダウン率 93% ●ポーランド産ホワイトマザーグース ●ポ...

さらに、合掛け布団では暑く感じるようになった場合は、グースダウンを約400g充填し、3cm程度のマチを設けた肌掛け布団に切り替えると快適さが保てます。そしてこの肌掛けすら暑く感じるような真夏には、通気性と吸湿性に優れた麻やシルクなどの天然素材の肌布団を選ぶと、蒸れにくく快適です。

特に近年は気候の変動が激しく、「羽毛=すべての季節に最適」ではなく、従来の四季にとらわれない寝具の選び方が重要視されています。

80超長綿立体キルト93%ポーランド産グース400dpダウンケット
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京都西川洗える真綿布団

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以下のページでは、筆者が実際に「真綿布団」や「合掛け羽毛布団」を季節ごとに使い比べた体験記を紹介しています。使用感の違いや快適性の検証結果をぜひ参考にしてください。

シルク真綿布団
真綿布団の体感記録!

5月下旬朝の室温24℃、ダウンケットを使うか迷ったが、薄手の真綿布団を実験的に使用することにする。

保温性を左右するその他の要素(キルト構造・側生地)

羽毛布団の保温力は、羽毛の種類・品質・充填量だけでなく、「キルト構造(布団内部の仕切り方)」や「側生地の素材」によっても大きく左右されます。

たとえば、キルト構造には、羽毛布団の凹凸の凹部を厚くすることで保温性を高める技法があり、布団の暖かさや快適温度帯に大きく関わります。

また、綿素材は柔らかいほど体へのフィット性が高まり、その分だけ保温性も向上します。ポリエステル素材では、蓄熱性の高い機能素材と組み合わせることで、より高い保温性能を持たせた製品も見られます。

こうした要素が組み合わさることで、羽毛布団の暖かさや快適温度帯が決まり、自分に合った寝心地を実現できます。以下に、それぞれの要素を詳しく解説します。

キルト構造の違いと羽毛布団の種類

羽毛布団の種類(本掛け・合掛け・肌掛け)によって、適した「キルト構造(内部の仕切り方)」も異なります。キルト構造は保温性・厚み・通気性に関わるため、季節や使用環境に合った選択が重要です。

代表的な構造には、ダイレクト・立体一層・二層・三層・ハイマチ密閉などがあり、それぞれに特徴と適性があります。

以下の画像は、羽毛布団のキルト構造の違いを断面図で比較したものです。

羽毛布団の4種のキルト構造の断面図(ダイレクト・立体一層・二層三層・ハイマチ密閉)

また、布団の種類ごとにおすすめのキルト構造とその理由をまとめました。

羽毛布団タイプ別|おすすめキルト構造とその理由

布団の種類
おすすめキルト構造
おすすめ理由
本掛け布団
(冬用)
・立体一層キルト(マチ幅4cm)
・二層・三層キルト
・ハイマチ密閉キルト
一般的な冬の使用にはコスパの良い立体一層キルト(4cm)がおすすめです。
寒冷地や寒がりの方には、冷気を遮断する二層・三層キルトが最適。
快適性と高い保温力を求める方にはハイマチ密閉キルトが理想的です。
合掛け布団
(春秋用)
・立体一層キルト(マチ幅3cm)
春秋の気温差に対応するため、保温性と通気性のバランスに優れた構造です。
軽量で扱いやすく、フィット性を高めたマス目の細かい設計も人気です。
肌掛け布団
(夏用)
・ダイレクトキルト
・立体一層キルト(マチ幅3cm)
夏はエアコンの冷え対策が重要。ダイレクトキルトは熱が逃げやすく快適です。
少し肌寒い季節には、立体一層キルト(3cm)が適度な保温性が快適です。

どのキルト構造を選ぶかによって、快適な温度帯や寝心地が大きく変わるため、使用環境に合わせた選択が大切です。

自分に合う羽毛布団でお悩みの方は、筆者の実体験をもとに作成した下の「羽毛布団の暖かさ診断」をご活用ください。数問に答えるだけで、最適な暖かさレベルがわかります。

羽毛布団の暖かさレベルを診断
羽毛布団の暖かさ診断ツール

羽毛布団の暖かさのレベルを診断!羽毛の種類、ダウン率、ダウンパワー、充填量、キルトで暖かさがわかる。

側生地の素材による違い|綿とポリエステルの比較

羽毛布団の側生地には、大きく分けて「綿(天然素材)」と「ポリエステル(化学繊維)」があります。それぞれ通気性や肌触り、保温性に特徴があり、寝心地に大きく関わります。

  • 綿100%(天然素材):吸湿性と通気性に優れ、肌にやさしく蒸れにくいのが特長です。暑がりの方や敏感肌の方、長時間快適に眠りたい方におすすめです。綿の生地の重さは、織り方や糸番手に左右されます。糸番手が大きいほど軽くなります。織り方は、平織り、ツイル、サテンの順に僅かに重くなります。主流はサテン織りです。
  • ポリエステル(化学繊維):軽量で加工しやすく、蓄熱性を高めた〈+2℃〉〈+5℃〉などの機能素材もあります。ただし通気性や吸湿性は綿に劣るため、汗をかきやすい方は注意が必要です。

素材ごとの特性を理解して、自分の体質や使用環境に合った側生地を選ぶことで、羽毛布団の性能をより快適に引き出すことができます。

詳しい側生地素材ごとの特徴や比較については、こちらの解説ページをご参照ください。

▶ 詳しい羽毛布団の選び方やダウンの品質についてはこちら

体質・住環境に合った羽毛布団の選び方

羽毛布団の保温力は、羽毛の種類、ダウン率、ダウンパワー、羽毛の充填量、キルト構造、そして側生地の素材によって決まります。これらの要素を自分の体質や住環境に合わせて選ぶことが、快適な睡眠につながります。

羽毛布団を選ぶ際は、種類(本掛け・合掛け・肌掛け)だけでなく、ご自身の体質(暑がり・寒がり)や、お住まいの真冬の最低室温を考慮することが重要です。例えば、寒がりの方や冬の室温が低くなる環境では、高品質な羽毛を多めに充填し、二層キルトなど保温性を高めた構造のものが適しています。

また、住宅の断熱性や立地条件によって室温は大きく変わります。気象庁のデータやご自宅での体感温度を参考に、ご自身に最適な羽毛布団を選びましょう。

▶ 体質や住環境に合わせたより詳しい選び方はこちら

季節・室温別 羽毛布団の種類

最低室温別おすすめ布団タイプ
室温 布団の種類 スペック
25℃~ 肌掛け
羽毛以外
麻、シルク、ウールの充填量300g〜500g、天然素材の高通気タイプ
22℃~25℃ 肌掛け 充填量約0.25~0.4kg、薄手、ダイレクトキルト/立体キルト(マチ3cm)
15℃~22℃ 合い掛け 充填量約0.6~0.9kg、立体1層キルト
10℃~18℃ 本掛け 立体1層キルト・400dp以上のグース・マザーグース、充填量はdpに応じて1.0~1.2kg
5℃~10℃ 本掛け 400dp以上のグース1.2kg2層orハイマチキルト
または430dp以上のマザーグースなら立体1層キルト
5℃未満 本掛け 400dp以上のグース1.3kg2層
または430dp以上のマザーグース2層or3層キルトorハイマチキルト
25℃以上の高温環境での布団選び

25℃以上の高温環境では、羽毛よりも放湿性・通気性に優れた天然素材の肌掛け布団が快適です。

  • 麻:ひんやり感と優れた放湿性。特に真夏に最適。
  • シルク:肌に優しく、温度調整機能もあるためエアコン併用時にも快適。
  • ウール:湿度コントロールに優れ、梅雨や蒸し暑い夜にも対応。

上記の基準は、筆者の35年の寝具販売・開発経験および実際の使用体験に基づき作成しています。

【老舗寝具店の視点】失敗しない羽毛布団の選び方

羽毛布団選びで後悔しないためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。特に重要なのが、羽毛の品質とメーカー・販売店の信頼度です。これらを正しく見極めることが、長く快適に使える一枚を見つける鍵となります。

失敗例としてよく聞かれるのは、「寒くて眠れない」「羽毛の臭いが気になる」「暑すぎて寝苦しい」といった声です。臭い以外の問題は、ご自身の体質や寝室の環境に合わない羽毛布団を選んでしまったことが主な原因です。また、羽毛の臭いは、未成熟な羽毛が多く含まれる低品質なダックダウンに起因することが少なくありません。

最適な羽毛布団を選ぶには、以下の要素を総合的にチェックすることが不可欠です。

羽毛の種類 ダウン率 ダウンパワー 羽毛充填量 羽毛の産地
側生地素材 キルト方式 純日本製 布団の種類 布団サイズ
メーカーの信頼度

これらの項目は、羽毛布団の温かさや快適さに直結します。特に、以下のポイントはぜひ意識して選びましょう。

  • ダウンの種類:ダックダウンは価格を抑えやすい反面、臭いや耐久性で失敗するケースもあります。信頼性を重視するなら、より品質が安定しているグースダウンやマザーグースダウンがおすすめです。
  • ダウンパワー(かさ高):羽毛のふくらみを示す重要な指標です。羽毛布団の種類と保温力の関係を正しく理解する上では、400dpはあくまで快適な暖かさの『標準的な基準』として捉えることが重要です。よく「400dp=高級品」と誤解されがちですが、当店の視点では400dpは快適な暖かさの「標準的な基準」です。これは、日本羽毛製品協同組合(日羽協)のゴールドラベルにおける「真ん中の基準」でもあり、これ未満では保温性や耐久性に不安が残ると考えています。
  • 羽毛充填量:ダウンパワーや羽毛の種類に応じて、適切な量が充填されているか確認しましょう。
  • キルト構造・側生地:保温性やフィット感に大きく影響します。特に冬用には、羽毛の片寄りを防ぎ暖かさを均一に保つキルト構造が重要です。
  • メーカーの信頼度:スペック表示だけでなく、原料調達から製造まで信頼できる販売店が確認しているかどうかが鍵となります。

当店では、お客様に安心して長く快適にお使いいただくため、本掛け羽毛布団において400dp以上のグースダウンの品質を持つ羽毛布団を販売しています。これは、400dpが快適な暖かさと品質を保証する最低限の基準であるという、長年の経験に基づいた当店のこだわりです。安価なダックダウンは手が出しやすい反面、後悔しやすい選択となるケースが多いため、推奨しておりません。

また、昨今話題になるリサイクルダウン(リユースダウン)については、再生ダウンであることを明示することが求められます。極端に安価な製品には、表示内容が不明瞭なものもあるため、購入時には特に注意が必要です。

羽毛布団の選び方に関するより詳細な情報や、よくある勘違い・誤解については、以下のページもぜひご参照ください。

おすすめ羽毛布団メーカー西川・山甚物産
羽毛布団メーカーでの選び方

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▶ 羽毛布団選びでよくある勘違い・誤解はこちら

羽毛布団の種類まとめ

羽毛布団は通年快適との説明も見かけますが、羽毛布団の種類は、冬用・春秋用・夏用の3種類あり、季節、室温、体質に応じた種類の羽毛布団を選び快眠ください。

羽毛布団のランクは、羽毛量と品質・側生地素材と品質・キルト方式で決まります。上質ランクはこの3項目がうまく協調しています。

羽毛量と品質・側生地素材と品質・キルト方式を調べることで、ご自分の寝室環境(室温と湿度等)に応じた羽毛布団の種類をお選びください。

FAQ

ダックでも1.5kg詰めれば暖かい?

ダックダウンは品質(dp)にもよりますが、380dp&1500gの仕様で8℃~18℃位までがおすすめの快適使用温度帯とご理解ください。ダックダウンでも440dpの羽毛も有ります。

dp表記は本当?業者によって差がある?

メーカーによって差はあります!同じスペックでも中学生と大学生の違いを感じます。

マンションは本当に暖かい?

マンションの断熱性能により差はあります。また、角部屋と中間階中住戸では温度差があります。マンションでもタワーマンションの高層階の場合は逆に寒いと言われています。詳しくはこちらの高断熱マンション向け羽毛布団のページをご覧下さい。

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