羽毛布団の品質表示の行間を補う選び方

どのような羽毛布団を選び買えば良いのか?価格・ランクの良し悪しとか?

羽毛布団の選び方で悩んでいませんか?

羽毛布団の軽さ・暖かさ・温度調節機能といった寝心地の魅力は、羽毛生地内部構造の調和が生み出しています。

羽毛と生地と内部構造にはランクを分ける指標があり、この意味が解れば購入時の羽毛布団の選び方の悩みはほぼ解消します。

しかし、同じ指標の羽毛布団でも価格差がありどれを選び買えば良いのか迷います。

価格差の原因は、「日本製」の陰に隠れた「海外縫製」などの品質表示票に記載されない指標が盲点となっているためです。

羽毛布団の選び方の盲点となるチェックポイントが品質表示票の行間にあります。

羽毛布団選びに必要な指標の意味と選び方の盲点を知れば、羽毛布団のランクの違いが解るはずです。

では、どのようなランクの羽毛布団を選べば良いのか?それは1月から2月の寝室の最低温度と暑がり寒がりと言った個人の体質が関係します。

羽毛布団のランクの違いとランクと寝室の温度、体質との関係が解れば羽毛布団の選び方の悩みは解決します。

目次

  1. 羽毛布団の選び方の基本
    1. 良い羽毛布団とは
    2. 羽毛品質の指標と選び方
    3. 布団の生地の素材と品質での選び方
    4. 内部構造での選び方
  2. 羽毛布団の選び方の盲点
    1. 羽毛布団選びとメーカー信頼度
    2. 「純」日本製羽毛布団の選び方
    3. 日本製羽毛布団の選び方の盲点
  3. 羽毛布団の気になる選び方
    1. 価格優先での羽毛布団選び
    2. 布団の柄優先での選び
    3. ランキングと口コミ情報の見方
  4. 寝室温度での羽毛布団の選び方
  5. 寝心地での羽毛布団の選び方
    1. 軽さ重視での布団選び
    2. 暖かさ重視での布団選び
    3. 温度調節重視での布団選び
    4. 寝心地と耐久性の関係
    5. サイズでの羽毛布団選び
  6. 羽毛布団の選び方まとめ
  7. 当店の羽毛布団選びのベース品質
  8. 羽毛布団の選び方チェックリスト
羽毛布団の品質表示票と添付ラベル

羽毛布団の選び方の基本

羽毛布団の選び方の基本は、羽毛と生地と内部構造にあるランクを分ける指標の意味を理解することから始めて下さい。

まずはじめに、良い羽毛布団とはどのような布団なのかをご理解ください。

良い羽毛布団とは

羽毛布団の評価は、寝室の温度変化に反応して如何に快適温度を維持調節できるか?さらに軽さが評価基準です。暖かければ暖かいほど良いわけではありません。

寝床内の快適な温度は33度前後と言われていますが、羽毛布団の評価基準のひとつは低温時の保温力です。次に快適な温度に調節する速さが評価のポイントです。

最後に、羽毛布団の魅力のひとつである軽さは、布団の中身が羽毛であることもさることながら、保温力と温度調節機能を高めた結果として軽くなったものです。

良い羽毛布団は軽くて保温力と温度調節機能に優れます。この条件を満たすには、羽毛と生地と内部構造はどのようなものが良いのか?これらを判断する指標をご理解いただく事が羽毛布団の選び方の基本です。

羽毛品質の指標と選び方

羽毛とは

ダウンとフェザー

羽毛はダウンとも呼ばれています。ダウンは左の写真の様に立体的(ボール状)に羽枝を広げたダウンボールと、右の写真の様に平面的な小さな羽根のフェザーと呼ばれるものを含みます。

羽毛布団の商品説明ではダウンボールのことを単にダウンとか、グースダウンのことを単にグースと呼ぶ場合があります。

羽毛ランクの指標

羽毛のランクを分けているのは、採取した水鳥の種類、ダウン率、ダウンパワー値、洗浄度などです。

羽毛を採取した水鳥の種類

羽毛が採取される水鳥はグースとダックの2種類です。グースには飼育期間が長いマザーグースがいます。ダック、グース、マザーグースの順にランクアップします。

羽毛布団の選び方においてダウンの鳥の種類選びは重要です。

羽毛のランクと鳥の種類の関係

ダックとグースではダウンボールの大きさと形状が違います。この違いは羽毛の保温力・温度調節機能・耐久性の差として表れます。

具体的には、ダック、グース、マザーグースの順にダウンボールは大きく羽枝も長く本数も多く密生度が高くフサフサ感が増します。

羽毛の羽枝には木の枝のように小羽枝が付いていますが、グースは満遍なく付いているのに対して、ダックは中央部に少なく先端部に片寄る傾向があります。

ダックとグースとマザーグースのダウンボールのイメージ図

マザーグース羽毛布団のランク

マザーグース
マザーグースとは?グースとの違い

マザーグースは保温力と温度調節機能が高評価を得ています。その為か通常のグースとの違いは何なのか...

ダウン率とは

ダウンとフェザー

羽毛の内訳はダウンとフェザーであってダウンの割合がダウン率です。保温・温度調節機能はダウンボールの働きによるものなので、ダウン率の高い羽毛布団が良質です。また、この比率が高いほど耐久性にも優れています。

ダウン率は羽毛布団選びの重要な指標!

ダウン率
羽毛布団のダウン率とは

この比率は、布団の暖かさと耐久性の目安となるものです。この数値が高ければ「一応」上質と言えます...

ダウン率が50%未満の羽根布団との混同にご注意ください。

ダウンパワーとは

ダウンパワーとは、羽毛布団の中と同様の環境下にするため加重された状態での羽毛1グラムあたりの体積です。単位はdp値で表され最大値は希ですが500dp位です。

ダウンパワーは、熱を蓄える空気層(ボリューム)をいかに少量の羽毛で作るかを表す指標です。充填量が少ないほど布団は軽くなります。

ダウンは使用するにつれ摩耗してdp値も少しずつ下がるため、この値が高いほど耐久性にも優れます。

ダウンパワーは羽毛布団の選び方において重要な指標であり、保温力と耐久性の目安であり値が高い方が良質で400dp以上をおすすめします。

ダウンパワーラベル
ダウンパワー
ダウンパワーとは

羽毛布団の保温力の指標!440dpのダウン1gの無加重の体積は500mlのペットボトル約2本分...

羽毛品質と日羽協ゴールドラベル

日羽協の添付ラベル

羽毛布団に付いている日本羽毛製品協同組合(日羽協)のゴールドラベルはダウンパワー値とダウン率により4種類あります。

おすすめランクは写真の左側のプレミアムゴールドラベル(440dp・93%)とロイヤルゴールドラベル(400dp・90%)です。

羽毛の充填量

羽毛の充填量はダウンパワー値とダウン率により適量が決まります。これらの値が低い場合は保温力を確保するために羽毛を増量します。

400dp・90%~440dp・93%の羽毛の充填量はシングルで通常1.3kg~1.1kgですが、440dp・95%のグースならシングルで1.0~1.1kgで十分な保温力があります。

充填量で布団を選ぶ際はシングルで1.2kgダブル1.6kgを目安にお選び下さい。ダブルサイズはお二人で使用されるため耐久性の観点から1.7kgを標準にしているメーカーもあります。

羽毛布団の保温力の計算式

保温力は基本的にダウン品質と量で決まります。保温力=dp値✕ダウン率✕量

ダウンの色

ダウンの色はホワイト、シルバー、茶系などです。色の違いによる保温力・温度調節機能の差はありません。価格はホワイト系が人気なのでやや高くなります。

シルバー系が野生種に近いため耐久性に優れるとの説もありますが、ダウンの色は羽毛布団選びにおいて重要度は低いです。

羽毛の産地

羽毛の産地は布団に添付されている下の画像のようなラベルで説明されています。

羽毛布団選びでは、羽毛の原産のチェックは品質保証の点から重要です。

有名な産地としてはポーランドとハンガリーです。次いで欧州諸国、ロシア、中国、カナダ、その他です。羽毛品質と気候の関係は、寒くて乾燥した地域で飼育されたものが良質で耐久性に優れています。

産地国ラベル ポーランド ハンガリー ホワイト・コーダ種

原産国のチェック

羽毛の洗浄度とは

洗浄度の500mmとか1000mmは羽毛を洗浄した水の透明度です。洗浄度は回数ではなく洗った水の透明度です。

羽毛の臭い

羽毛の獣臭は、未成熟ダウンに残っている油脂が主な原因です。洗浄度も臭いと全く無関係ではありませんが、臭いのもとの油脂は1000mm洗浄しても残っています。

パワーアップ加工

パワーアップ加工には、水蒸気で羽枝を元の自然な姿に戻す加工以外に薬剤を利用したものがあります。

ダウンの紛らわしい業界用語

アイダーダックダウン

マザーダウンとホワイトダウンはダックなので注意してください。マザーダウンはマザーダックダウンのことです。ダックの文字を省く理由はダウンのイメージ低下を避けるためです。

商品説明からダックの文字を省いたこと自体が、ダックがグースより劣る事を証明しているのではないでしょうか?

最高級羽毛のアイダーダックダウンがダックなので、通常のダックの品質も悪くはないとの説は支持できません。アイダーダックと通常のダックの羽毛布団のお値段の差は二桁違います。

グースとダック羽毛の価値

グースダウンとダックダウンの評価について、世界最大級の羽毛精毛会社のFBZ社のCEOより次のような説明を受けました。「1羽の鳥の羽毛と肉の価値の比率は、ダックダウン3%でグースダウン6%」との説明がダックとグースの羽毛の品質の違いを表していると思います。やはり、羽毛はグースダウンがおすすめです。

1羽の鳥の羽毛と肉の価値の比率、ダックダウン3%でグースダウン6%  

羽毛のランクを分ける指標の意味と盲点となる注意点を説明いたしました。当店では羽毛の鳥の種類はグースかマザーグースを厳選して販売をしています。

羽毛の品質
ダウン品質の見分け方

品質の違いを、品質表示票、添付ラベルの数値や業界用語で理解することはいささか骨が折れます。そこ...

羽毛の指標は、グースダウンで93%400dp以上をお選び下さい。おすすめはマザーグース93%440dp(西川は430dp)以上です。

布団の生地の素材と品質での選び方

羽毛布団の側地の素材は、シルク、超長綿、合繊、ポリエステル等です。素材毎に肌触り、柔らかさ(フィット性)、重さ、熱伝導率、蒸れ感、耐久性が異なります。各素材にはランクと価格に幅があります。

生地素材と品質は、羽毛布団の選び方での基本的な3項目のひとつです。主な素材毎に特徴を説明いたします。

シルクの特徴

シルクは柔らかく肌触りも良く高級羽毛布団に使われています。上質の超長綿を使った柔らかな生地が開発されたため、高級品においても超長綿が主流になっています。

超長綿の特徴

超長綿は、繊維の長い綿花を紡いだ糸で織った布で柔らかく吸湿性に優れています。糸の太さと紡ぎ方と織り方により厚みと柔らかさが異なります。

超長綿の指標が糸番手であり、数値が大きくなるにつれて糸は細くなります。細い糸の布は薄くて軽いのが特徴です。

薄い生地は軽いだけでなく柔らかく体にフィットして保温性がアップします。さらに薄いため体の熱が羽毛に伝わりやすく温度調節機能にも優れます。

糸の種類は、紡ぎ方により単糸、高級品に使われる双糸、精紡交撚糸があります。

単糸とは綿の繊維を1本の糸に撚ったもので番手は50~100番です。双糸とは2本の単糸を1本の糸に撚り合わせた糸で番手は200~おおよそ300番です。200双糸の太さは100単糸と同じくらいです。

精紡交撚糸は、単糸と双糸の両方の特徴を持つ存在です。太さの単位は360tとか480tなどで表されています。360tの太さは180単糸相当です。

精紡交撚糸
精紡交撚糸とは

精紡交撚糸の480t糸番手の生地の重さは、染色によりますが1平方メートルあたり85g-90gで...

合繊の特徴

綿とポリエステルとかテンセル等を混合した側地です。柔らかいのが特徴です。

ポリエステルの特徴

ポリエステルは軽量で安いのが魅力ですが、蒸れ感と静電気が気になります。

ダウンプルーフ加工とは

ダウンプルーフ加工

一般的な羽毛布団の布地は、ダウンの吹き出しを防ぐために経糸と緯糸の織り目を塞ぐダウンプルーフ加工がされています。

この加工は通気性が低下するため蒸れ感が少し生じやすくなっています。

おすすめ生地

おすすめの生地は、柔らかさと耐久性の両方を兼ね備えた国産の80番手の超長綿です。耐久性を重視なら60番手、軽さ柔らかさフィット性を重視するなら100番とか200双糸以上の国産超長綿をお選び下さい。国産生地をおすすめする理由は下段にて説明します。

アイキャッチ
羽毛布団は側地素材

側生地の素材は、超長綿、シルク、合繊等があります。素材ごとに、肌触り、柔らかさ、軽さ、吸湿性、...

内部構造での選び方

羽毛布団の内部は基本的に格子状に仕切られています。仕切り方の違いにより保温力、重さ、耐久性に差が出るので、内部構造も羽毛布団の選び方において重要指標です。

格子状に仕切る目的は、羽毛の片寄りを防ぎ布団の厚みを均一にするためです。仕切る布をマチ布と呼びますがこの布の幅(マチ幅)により布団のボリューム感が変わります。

内部構造の大きな違いは1層か2層・3層かの違いです。仕切り方、内部構造はキルトとかキルティングと呼ぶ場合もあります。

立体1層キルト構造

立体1層キルト

羽毛布団の基本的な内部は、シングルの場合だと横4マス縦に5マスのように格子状に仕切られています。布団の表と裏生地はマチ布を介して立体的に縫合されます。

立体1層キルト構造とは、マス目の境界部分が立体的に縫合されていて、羽毛の層が1層であることを意味しています。

2・3層キルト構造

2層3層キルト

2層構造は上下の層を仕切る布を1枚入れて層を作り、上下の層でマス目の数を違えて境界部の位置をずらし厚みを平均化して熱を逃げくくしています。

3層構造は2層構造に中層を挿入したものです。中層には羽毛を入れない空気層のタイプと羽毛を入れて保温力をパワーアップしたものがあります。

ハイマチ密閉キルト

立体1層キルト ハイマチキルト

ハイマチキルトとは、図の様にマチ布を広くして布団の厚さを平均化して保温力を上げています。

密閉キルトとは、隣のマス目に羽毛が移動しにくい構造なので長く安定した状態でお使い頂けます。ハイマチの場合は密閉キルトと通常セットで採用されます。

寒がりで暑がりの方にはハイマチ密閉キルトをおすすめします。

ヨーロピアン(たたき)キルト

マス目の数とフィット性

一般的なマス目の数は、シングルでは横に4マスと縦に5マスの20マスです。このマス目の数を増やすことでフィット性が少し増し保温性がアップします。

異常にボリュームのある布団

不自然なボリューム

ボリュームが極端過ぎませんか?ふくらみを強調する為に縫い目が見えなくなっていませんか。

羽毛布団のボリューム感は、マチ幅を狭くしたり低品質の羽毛の場合は増量することでアップしますが暖かくありません。

羽毛布団の内部構造について詳しくは下記のページをご覧ください。

羽毛布団の内部構造キルト
羽毛布団のキルト内部構造

キルト方式・内部構造には色々なパターンがあります。保温性を重視したタイプ、軽さを重視したタイプ...

以上が、羽毛・生地・内部構造の指標の意味と羽毛布団のランクとの基本的な関係です。

羽毛布団の指標が同じであれば価格も似ているはずですが、条件を絞り検索すると大きな価格差あります。詳細は下記をご覧ください。

羽毛布団の選び方の盲点

羽毛布団の商品説明に欠落した指標があれば、無いこと自体が知られたくない情報です。無いことに気付くのは難しいものですが注意点をお教えします。

品質タグ

品質表示票には羽毛と側地の基本的な情報が記載されています。羽毛の産地とかdp値などは添付ラベルにて説明されます。特に製造会社名は注意して下さい。

品質条件が同じ羽毛布団でも大きな価格差があります。

例えば「西川羽毛布団 ポーランド マザーグース 2層キルト 超長綿 80 日本製」の条件で絞り込んでも驚くほどの価格差があります。抜け落ちている条件がまだあることが原因です。

羽毛布団選びとメーカー信頼度

上記の検索条件から「西川」を除くとどうでしょうか?さらに価格差は大きくなります。羽毛、生地、内部構造の3つの項目の違いを説明しましたが、あくまでメーカーの信頼がベースになります。専門店はメーカー選びにもこだわっています。

メーカーの許容誤差の認識の格差

羽毛布団に入れたダウン品質を知っているのは製造会社です。どのような会社が作ったのかをチェックしてください。ズバリ言うとおすすめできないメーカーも存在します。

製造会社名の記載の有無と信頼度は、羽毛布団の選び方において隠れた指標です。

羽毛布団メーカー
メーカー名の有無?信頼度?

西川以外にも低知名度の良品もあります。しかし、会社名だけで品質を聞くに及ばない場合もあります。...

「純」日本製羽毛布団の選び方

羽毛布団の製造は、側生地を縫製する工程とダウンを吹き込み仕上げるふたつの工程があります。

日本製羽毛布団の冠が付くと、海外製の生地を海外縫製したとは思わないでしょう。

とくに海外縫製は珍しくはありません。現状では国内縫製との区別ができません。同じ日本製での価格差は海外生地・海外縫製が一因となっています。

海外製が特に悪いとは申しませんが、価格差を説明するには生地の質と製造工程の違いを明らかにしなければなりません。

日本製羽毛布団の選び方の盲点

日本製の条件を、国産生地、国内縫製、国内での羽毛の吹き込みとするなら真の日本製の割合は少ないのが現状です。

日本製と海外製の違い

日本製羽毛布団の添付ラベル

日本製のラベルが付いていても海外生地・海外縫製の羽毛布団は珍しくありません。

逆にラベルが無くても精紡交撚糸は国産生地であり、西川のローズ羽毛ふとんのダブルフェイスキルトなどは国内縫製です。

日本製と海外製の生地

同じ条件の生地でも日本製と海外製では、感触が明らかに違い日本製が総じて柔らかくなめらかです。日本製か否かは羽毛布団のランクに大きく関係しています。

日本製羽毛布団の製造プロフィール

日本製羽毛布団として販売されている主な3パターンを紹介いたします。

日本製羽毛布団の製造プロフィール3パターン
  • 最終工程のダウンの吹き込みだけが日本国内
  • 国産生地を海外の工場にて縫製して国内でダウンを充填
  • 全工程を国内で仕上げる

3パターン全てが「日本製」として販売されています。おすすめは全行程を国内で仕上げるパターンです。

日本製は商品の強力なセールスポイントです。真の日本製なら国産生地・国内縫製と明記するはずです。羽毛布団の選び方において真の日本製を選ぶには商品説明の深読みをおすすめします。

メーカーが高級品を国内生産にこだわる理由は何か?理由は言わずもがなです。

羽毛布団選びでは、日本製の実態究明が価格差の謎を解く重要ポイントです。

羽毛布団は長く使うものなので、やはり国産生地で縫製が丁寧な国内縫製の日本製がおすすめです!

純日本製羽毛布団
純日本製羽毛布団とは

海外製の生地を海外で縫製して、国内で吹き込み縫合すれば日本製であり国産品として流通しています。...

羽毛布団の選び方の盲点をカバーするには、メーカー名の記載の有無、製造プロフィールのチェックをおすすめします。

純日本製のおすすめ羽毛布団

羽毛布団の選び方での指標をある程度限定することで違いが解りやすくなります。そこで、国産生地で80番手超長綿のサテン織りで同柄、メーカーを西川ブランド国内縫製を共通のおすすめのポイントとして、ダウン品質と内部構造が異なる羽毛布団を選び紹介します。

西川ローズ純日本製ツインキルト

93%410dpハンガリー産シルバーグース・1.2kg・1000mm洗浄・国産80超長綿・国内縫製

kn-4e5870hm羽毛布団
西川ローズ純日本製ツインキルト

95%430dpハンガリー産シルバーマザーグース・1.2kg・1000mm洗浄・国産80超長綿・国内縫製

上のふたつの羽毛布団は、羽毛の品質が異なるだけです。

下の2つは羽毛と側地が同じで、内部構造が異なります。

西川羽毛布団4e5870pm-25b
西川ローズ25マスキルト

93%430dp・ポーランド産ホワイトマザーグース・1.2kg・1000mm洗浄・国産80超長綿・国内縫製

西川羽毛布団密閉ハイマチキルト
西川ローズ密閉ハイマチキルト

93%430dp・ポーランド産ホワイトマザーグース・1.2kg・1000mm洗浄・国産80超長綿・国内縫製

羽毛布団の気になる選び方

羽毛布団の選び方で気になるポイントが価格、柄、口コミです。特に価格は誰しも気になります。

価格優先での羽毛布団選び

お買い得品を探す気持ちは分かりますが品質重視をおすすめします。

アウトレット

寝具選びにおいて価格は大切です。しかし、生産過剰は現在は考えられません。

布団の柄優先での選び

柄の有無とか柄の違いによる寝心地の差は有りません。柄と寝心地は無関係です。とは言え柄が無ければご家族で複数枚ある場合に区別ができない問題も発生します。また柄が無ければ品番での区別になり選びにくいのも事実です。

購入時に羽毛布団の柄は気になりますが、まずは品質の吟味を優先されることをおすすめします。柄選びはカバーでされてはいかがでしょうか。

柄込み羽毛布団とは

ランキングと口コミ情報の見方

売れ筋ランキング上位の製品が、お客様にとって希望のクラスなのか?羽毛布団を買う際にランキングと口コミ情報は役に立たないかもしれません。

口コミ情報の裏

ランキングの情報

羽毛布団選びで価格は最も気になるポイントですが、選ぶ際に重要なのは品質です。柄・口コミ情報は選ぶ際の基準としてはウェイトは小さいです。

お買い得羽毛布団

お買い得品を何点か紹介いたします。最終の仕上げ工程は国内ですが縫製が海外の場合もございます。グースダウンの条件だけは外していません。

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80超長綿準密閉キルト浅尾繊維工業

93%400dp・ポーランド産ホワイトグース・1.2kg・500mm洗浄・抗菌防臭加工・国産80超長綿・国内縫製

西川羽毛布団4h8642pn900tw
西川ローズ純日本製ツインキルト

90%390dp・ポーランド産ホワイトグースダウン・1.2kg・1000mm洗浄・国産60超長綿・国内縫製

下記の商品説明のように「海外縫製」の記載は通常はありません。高級品以外で「国内縫製」の記載が無ければ海外縫製の可能性は大です。

西川アウトレット2層羽毛布団
西川ローズツインキルト日本製

93%400dp・ポーランド産ホワイトグースダウン・1.2kg・1000mm洗浄・国産テンセル・海外縫製

西川ローズツインキルト日本製

93%430dp・ハンガリー産シルバーマザーグース・1.2kg・1000mm洗浄・海外80超長綿・海外縫製

寝室温度での羽毛布団の選び方

保温力に焦点をあて羽毛布団を選ぶ際の寝室の温度は何度ぐらいか?寝室の室温が15度と10度が目安になります。

寝室温度が15度以上ある場合は、グースの羽毛合い掛け布団かダウン充填量の少ないロイヤルゴールドラベルクラスの羽毛布団で保温力は十分でしょう。ただし敷き布団とかマットレスは十分な保温力があることが条件です。

羽毛合い掛けふとんと冬用の羽毛布団の違いは、西川(株)では羽毛充填量が1kg以上を冬用の羽毛ふとんとしています。

羽毛布団と羽毛合い掛けふとんの温度対応域

羽毛布団の保温力と寝室の温度

羽毛布団が本領を発揮する寝室の温度が、15度以下とする理由は店主の体感によるものです。商品説明のため店主が西川ローズの羽毛合い掛け布団を使用して体感記録をとった際に、冬用の羽毛布団に交換をおすすめする温度が15度であったことによります。

寝室の温度が10度を切る日が多い場合は、暖かさを重視した羽毛布団がおすすめです。

羽毛合い掛け布団ポーランドグース
羽毛合い掛け布団日本製25マス

立体25マスキルトに700gのダウンを均一に分散!寝室の温度は15度から22度が快適にお使い頂ける。

羽毛品質と保温力

例えばシングルの93%440dp1.2kgのマザーグースと、93%410dp1.2kgのグースの保温力は新品時は大きな差はありません。しかし5年間使用すると保温力に差が出て、10年使用すると見た目のボリュームにも明らかに差がでます。

寝室の温度が10度以下の日が多い場合には、羽毛と内部キルトも保温力重視でお選び下さい。具体的にはマザーグースかダウンパワー値の高いグースダウンあるいは100g増量タイプをおすすめします。

羽毛布団は色々なタイプがありますが、寝室の最低温度と個人の体質を考慮してお選び下さい。

寝心地での羽毛布団の選び方

羽毛布団の軽さ・暖かさ・温度調節機能・耐久性は、羽毛と生地と内部構造の3項目の調和です。

例えば「暖かさ」は羽毛の質と量、さらに内部のキルト方式が深く関係し、布地の質も全く無関係ではありません。選び方のポイントは、羽毛と生地と内部構造の内容と調和を調べることをおすすめします。

暖かさを優先すると温度調節と軽さに影響が及びます。

暖かさを優先しがちですが寝心地を求めるには、軽さ・暖かさ・温度調節機能が程良く調和する必要があります。3つの項目の関係を順番に解説します。

軽さ重視での布団選び

羽毛布団の重さは、ダウンと側布と仕切り布(マチ布)の重さです。軽く仕上げるにはダウンと側地と仕切り布の軽量化です。

暖かさ重視での布団選び

羽毛布団の暖かさには、ダウンの質と量、それに見合うマス目の仕切り方と側地の素材と質が関係します。

温度調節機能重視での布団選び

羽枝

羽毛の温度調節機能とは、温度が高くなると羽枝を広げて熱を逃がし、逆に温度が低くなると羽枝の間を密にして熱を蓄える働きのことです。この機能は羽毛の質に比例します。

温度に反応してダウンボールはサイズが変化します。意外かもしれませんが、暖かくなると布団は厚くなり寒くなると布団は少し薄くなります。

寝心地と耐久性の関係

耐久性を重視して羽毛布団を選びたいなら、丈夫な厚い側地、良質のダウン、丁寧な国内縫製がおすすめ条件です。密閉キルトのような羽毛の片寄りが少ない構造もおすすめします。

サイズでの羽毛布団選び

羽毛布団の寝心地探求には品質も重要ですが、一番大切なことは体を余裕で被うサイズをお選びください。

ロングサイズふとん
ロングロングサイズ

標準サイズの布団では丈に短く足が出て寒い人もいます。高身長の方にはロングロングサイズの長い布団...

羽毛布団の選び方まとめ

自分に合う羽毛布団選びは、体型に合ったサイズであること、寝室の温度や個人差(冷え性)により、羽毛、生地、キルト方式を選び、メーカーの信頼度と国内生産かのチェックをおすすめします。

寝心地は、ひとつの指標ではなく羽毛生地内部構造が互いに協調したハーモニーです。さらに、マットレス、敷き布団、パッドなど敷き寝具の保温性も重要です。

まずは羽毛布団の知識を得ることからはじめて下さい。通販サイトでは限られた情報をもとに良し悪しを判断しなければなりません。商品説明を注意して読むことで曖昧な表現は見抜けます。

おすすめの羽毛布団の選び方は、正しい指標の知識と商品説明の深読みです。

当店の羽毛布団選びのベース品質

羽毛布団選びのベースとなる基本的な指標をご案内致します。

  • 羽毛はグースとダックの2種類あるが、保温力に優れた上質グースダウンがおすすめ。
  • 布団の生地は吸湿性の良い超長綿。おすすめは国産生地!
  • 布団の内部構造は立体1層構造がおすすめですが、寝室温度が低いとか寒がりの方は2層3層タイプをお選び下さい。暑がりの方は一層構造をお選び下さい。
  • 信頼できる羽毛布団メーカーの国内縫製がおすすめ!
  • 体を被う十分なサイズ。羽毛布団から足が出ると寒くて眠れない!

上記の5項目をもとに可能な限りベースアップをおすすめします。お好みに合わせて羽毛の質と量・生地素材とランク・内部構造をお選び下さい。メーカーの信頼度のチェックは大切です。

おすすめは少し寒さを感じる10月11月と4月5月は合い掛けを使用して、12月~3月は保温力のある冬用の羽毛布団をおすすめします。

日本列島は南北に長いのでご案内月は多少のずれはあります。また鹿児島県の奄美大島以南は保温力のある羽毛合い掛け布団がおすすめです。

羽毛布団の選び方チェックリスト

チェックリスト印刷

羽毛布団の選び方において指標の意味と注視ポイントを説明しましたが、説明の無いことに気付くのは難しいので購入前に下記のチェックリストをおすすめします。

おすすめする羽毛布団の選び方は、布団の品質指標の知識をベースに商品説明の深読みです。不要な前置きの説明がされていたり、消費者にとって必要な項目なのに省かれていたりします。

筆者:野口 英輝

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