羽毛布団の内部と生地
羽毛布団の品質はダウンの品質と深い関係があります。しかし、布団内部の構造とか生地の素材の種類とか品質によっても寝心地が大きく変化します。
このページでは、羽毛布団がどのように作られているのか?基本的な構造とか生地の素材についてQ&Aリストをまとめています。
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羽毛布団の作り方
羽毛布団の作り方の疑問を解消!ダウンはどのように入れたのか?製造工程が解れば縫製が如何に重要か?価格差の謎が理解できます。日本製羽毛布団に隠された海外縫製と国内でのダウンの吹き込み、全製造工程が国内であることは耐久性にも関係しています。高級羽毛布団は純日本製です。
完全立体・密閉キルト
羽毛布団の完全立体キルト(ソリッドステーク・HM・特殊ノンスライド・密閉)の特徴を紹介。このキルトは羽毛が隣のマス目への移動を防止でき、マス目を仕切るマチ布を広くでき布団の厚みが均一化され保温力を増強できる。上質の羽毛と生地にこのキルトで羽毛布団がランクアップ。
西川ダブルフェイス羽毛布団
職人技が生み出すダブルフェイス羽毛布団。生産効率が決して良くない製造工程なのに四半世紀も継続されています。その訳は、ダブルフェイス羽毛布団のまろやかな温もりで体を包む寝心地です。
羽毛布団の内部構造と寝心地
羽毛布団の内部構造による寝心地の違い。内部構造だけで保温力重さ寝心地に大きな差はありませんが、1層構造より2層3層構造の方が少し暖かく層を仕切る布の分だけ重くなります。
超長綿とは?品質指標?
超長綿とは繊維長が約35mm以上の綿であるが綿花の種類により繊維長は90mmまであり、品質ランクを見分ける指標として糸番手を紹介する。しかし糸番手と品質の関係は指数関数的であり60番手と80番手での生地品質差は大きく80番手以上をおすすめする。
ノンダンプ生地の羽毛布団
羽毛布団のノンダンプ生地とは、羽毛の吹き出しを防ぐダウンプルーフ加工をしていない生地です。ノンダンプ生地の羽毛布団は、通気性が良くなり蒸れにくく快適ですが重くなります。洗濯をすると通気性は低下します。
ツインダウン
合い掛けと肌掛けの2枚の羽毛布団を組み合わせたツインダウンは一年中使えて便利です。冬には2枚重ねで使用する為、側生地の分が重くなるため羽毛量を少なくしたり、軽いポリエステル材の生地を使用したりします。羽毛量は保温力と関係し生地素材は蒸れ感と関係するため購入時は注意が必要。
羽毛布団の側生地の通気性
羽毛布団の生地の通気度は蒸れ感と深い関係があります。羽毛布団の蒸れ感を軽減するにはどのような素材の生地でどのような構造の羽毛布団を選べばよいのかをプロが解説。超長綿素材で糸番手は80番手もしくは100番手以上の日本製のサテン織り生地で構造は1層キルトがおすすめです。
精紡交撚糸の羽毛布団
高級羽毛布団の側生地として織られている精紡交撚糸の説明サイトです。精紡交撚糸とは双糸の構造に近い単糸の糸です。この糸で織られた生地は光沢が有り軽くて柔らかく羽毛布団に適しています。
ゴアラミネート羽毛布団とは
ゴアラミネート羽毛布団は、通気性に優れて微粒子いわゆるアレルゲンを通過させない素晴らしい特徴とクリーニング出来ないなど長期感使用する場合の改善要望点などを解説。アレルギーの方にはお勧めです。ゴアラミネート羽毛布団は通常の綿生地の1.3倍通気性が優れ蒸れにくい事もお勧め。
羽毛布団の生地の種類と品質
側生地での羽毛布団の選び方は、生地素材の特徴と品質ランクを知ることです。各素材ごとの特徴と素材のランク差による羽毛布団の寝心地の関係を説明いたします。カタログに掲載の無い、生地の製造国の見分け方(海外生地と国産生地の見分け方)もご案内致します。
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