ベッドから布団が落ちる原因と対策を説明!原因は寝返りの向き

ベッドから掛け布団とか毛布が落ちた経験のある方は多いと思います。何もしないのに布団が落ちたわけではなく原因があります。

ベッドから布団が落ちる主な原因は寝返りです。睡眠中はは仰向きに寝たままの状態ではなく、睡眠が6時間の場合18回から20回程度は寝返りを打ちます。

寝姿勢は基本的には仰向きでマットレスの中央が多いと思いますが、寝姿勢は寝返りを打つたびに右に左に変わり、その際に布団も右に左に移動してベッドから布団が落ちることがあります。

ベッドから布団が落ちる

寝返りと布団落下の関係

寝返りをうった後の寝姿勢が右か左かどちらが多いかによりかにより、布団が落ちる側がどちらかに片寄ると思います。左肩を下にする場合は掛け布団は左側に落ちる場合が多くなります。

ベッドから布団が落ち易くなる原因

寝返りは身体の歪みをとるためだけでなく、放熱のために体の向きを変えることもあります。その際に布団を剥ぐことがありこのことが、ベッドから布団が落ちる原因になっています。

ベッドが壁に沿う様に設置されている場合は、壁の反対側に布団が落ち易くなっているか、寝返りの向きとの関係で逆に布団が落ちにくくなっている場合が考えられます。

掛け布団がベッドから落ち易くなる原因には、毛布を使用している場合に毛布の植毛の方向性が関係している場合があります。植毛の方向性とは、芝目と同じようなもので順目の方向には滑りやすい特性があります。

掛け布団が羽毛布団のように体にフィットするタイプの場合には、寝返りをうつと布団が体にまとわりつき、どちらかの側に移動して布団がずれ落ち易くなります。

ダブルサイズなどでご一緒に寝ている場合は布団の取り合いが原因になっているかもしれません。

ベッドから布団落下防止対策

放熱のために布団を剥ぐことが布団落下の原因とすれば、適温に保つ様に布団の入れ替えかパジャマの交換が布団落下予防に役立ちます。

寝返りの際に布団カバーとパジャマが絡みやすい場合は、それぞれの素材を絡みにくいものにすることで寝返りによる布団の移動が少なくなり落下予防につながります。

布団が落ちる方向が左右どちらが多いのか解れば、ベッドで寝る際に問題の布団のずれ落ちを改善するのに役立ちます。

寝姿勢は好みのもんだいであり、無意識の状態で左右を選んでいるわけでどちらかを選ぶことはできません。

ベッドから掛け布団がよくずれ落ちる場合は、ベッドの向きを前後入れ替えてみることで改善するかもしれません。あるいは、ベッドの位置をできれば壁から20cm程度離された方が布団がずれ落ちにくくなります。

しかしベッドの向きを変えるのは大変なので、とりあえず布団の向きを頭もとと足元を入れ替えてみることで、掛け布団のズレ落ちが少なくなるのであれば本格的にベッドの位置を入れ替えてみると良いでしょう。

ベッド向きを変えられない場合は、掛け布団がよく落ちる側に市販のベッドガードを取り付けるのも対策のひとつです。布団の側端部をクリップの様なもので留め付ける方法もある様ですが生地へのダメージが気になります。

ベッドに掛け布団を掛けた状態で、中央部から足下に掛けてシーツでベッドのマットレスごと被いシーツの端をマットレスの下に敷き込み包み込むことで布団の落下予防になります。

植毛に方向性がある毛布を使っている場合は、襟元と足元の区別がない毛布なら前後を入れ替えてみることで、掛け布団のズレ落ちが改善されます。あるいは植毛をしていないタイプの毛布を使用することで落下回数がすくなくなります。

ベロア調の綿毛布のような生地で作られたカバーを布団に掛ければ、布団とカバーが一体化するのでベッドから落ちることは防げます。

寝室のスペースに余裕があれば、ベッドのサイズアップは布団落下予防に効果があります。

ダブルサイズの場合はワイドダブルかクイーンサイズのベッドに換えると寝返りをしても布団が落ちにくくなります。あるいはシングルサイズで別々に寝るのも布団落下防止に効果があります。

まとめ

ベッドから布団がおちる主な原因は寝返りにありるので、左右どちらに多く横向きに寝ているかが解れば対策が打ちやすくなります。そのために頭と足の位置を逆向きに寝てみることです。費用はかかりません!毛布とか体の向きを180度回転させれば完了です。

寝る向きが変わり布団が落ちる側が変わるようであれば原因は寝返りの向きが布団が落ちる側に多い事が原因の可能性が大です。布団がベッドから落ちない対策は、ベッドの向きを変えるとか毛布180度回転させるか、どうしてもおちる場合は落ちる側にベッドガードの取り付けです。

暑さから布団を剥ぐような場合は、まずはパジャマを薄い生地のものにするか、あるいは掛け布団とか敷きパッドを保温力の低いものに交換することです。

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