混ぜると危険グルーダウン

グルーダウンgluedownとは

グルーダウンは、グレーダウンのタイプミスではありません。グルーダウンの名称は日羽協からの情報で知っていました。しかし現物を見たのは今月(2018/04)はじめて見ました。と言っても100mlの透明のプラスティックケースに入った物です。明らかにダウンボールの核はなくファイバーを接着剤(glue)のような薬剤でひっつけたような物です。糊(glue)+羽毛(down)の略したものだと思います。本物のダウンボールの写真を掲載いたします。

ダウンボール

ご覧のように中心部に核があるのが解ると思います。グルーダウンにはこの様な核はなく、ボール状と言うより細長く伸びた楕円状の様なものもありました。核のようにも見える部分に接着剤のようなものでファイバーをくっつけているようでした。通常のダウンボールと並べて比べると明らかに違いは解ります。しかし、通常のダウンにも未成熟ダウンとかダウンボールが割れたものも含まれています。この通常のダウンにグレーダウンを混ぜるとどうなるか?想像しただけで怖くなります。見ただけでは区別ができないのではないでしょうか。羽毛の偽装がまたまた問題になるように思います。 グルーダウンを混ぜた羽毛偽装がニュースになるのも時間の問題だと思います。

グルーダウンの怖さ

グルーダウンは、ダウン偽装の為に布団が暖かく無いだけでなくもっと怖い問題があります。人体に有害な物質を大量に使用しているとのことです。長時間使用する羽毛布団とかダウンジャケットのダウンとして使用されていたとするなら、人体に有害な物質を吸い込む恐れが十分にあります。

現在の検査技法では、検査をグルーダウンはすり抜けるとの事です。日羽協においても新たな検査技法を設けるとの事ですが、今すぐに対応できる状況にはないようです。となると予防策としては、信頼できるメーカーの羽毛布団を購入する以外に対策はないと考えます。また安物の羽毛布団は買わないことも予防策の一つと言えます。

グルーダウンのふくらみ

100mlのサンプル程度のグルーダウンの量なので正確ではありませんが、ケースを振るとしばらくは脹らんだようにケース内に充満します。しかし、ものの5-6秒でケース内に沈んでいき隙間ができてきました。ダウンパワーは無いように思いました。しかし、洗剤のコマーシャルではありませんが「混ぜると危険です」。通常のダウンと混ぜると厄介な存在になると思いました。 くどいようですが、安物の羽毛布団には注意されたほうがよいと思います。寒いだけでは済まされない恐怖のグルーダウンです。

筆者:野口 英輝

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