赤ちゃんの布団を購入する際、掛け布団や敷き布団、枕などが一式になった「ベビー布団セット」を選ぶ方は多くいます。

デザインや、羽毛にするかポリエステル綿にするかで迷う方は多いですが、**「敷き布団の硬さ」**を意識して選んでいる方は少ないのではないでしょうか?

実は、赤ちゃんの健やかな成長や安全において、敷き布団の硬さは非常に重要な役割を持っています。

ベビー用敷き布団(マットレス)に「硬さ」が必要な2つの理由

なぜ赤ちゃんの敷き布団は硬めでないといけないのでしょうか。理由は大きく分けて「安全面(窒息防止)」と「発育面(寝返りのサポート)」の2つあります。

1. うつぶせ寝による窒息リスクを減らすため

赤ちゃんが寝返りを打てるようになる時期は、うつぶせ寝による窒息への注意が最も必要な期間です。特に顔が沈み込んでしまうような柔らかい敷き布団は、万が一うつぶせになった際に口や鼻が塞がれてしまう危険があります。そのため、適度な硬さと通気性のある敷き布団を選ぶことが強く推奨されています。

2. 骨格の成長とスムーズな「寝返り」を助けるため

赤ちゃんが寝返りを始める時期は、首がすわり足腰の運動機能が発達する生後5ヶ月〜6ヶ月頃です。頭から首、そして腰から足へと順を追って成長することで、ようやく寝返りがうてるようになります。

この「寝返り」という一大イベントのしやすさに、敷き布団の硬さが深く関係しています。

体圧が掛かる体の部位

仰向けに寝たとき、赤ちゃんの体圧はどこに集中するのでしょうか?下のイラストの赤い部分(後頭部、肩甲骨、腰部、肘、ふくらはぎ、かかと)に高い圧力が集中します。

仰向け時に体圧が掛かる体の部位

寝返りをスムーズに行うためには、この体圧が適度に分散される硬さが必要です。全く体圧が分散されないフカフカすぎる敷き布団では、体が沈み込んでしまい、寝返りをうつための十分な反発力が得られなくなります。

赤ちゃんが寝返りを打つ「支点」

赤ちゃんが寝返りをする際、頭、肩、お尻、かかとが「支点」となります。敷き布団が柔らかすぎてこれらの部位が深く沈み込んでしまうと、体が固定されてしまい上手く寝返りが打てません。

ベビー用マットレスの沈み込み・硬さ比較

赤ちゃんの骨格の成長とマットレスの関係

柔らかすぎる敷き布団は、寝返りのタイミングを遅らせるだけでなく、未発達な赤ちゃんの背骨や骨格の成長にも悪影響を及ぼす恐れがあります。

ベビー用敷きふとんの硬さによる骨格への影響比較

また、赤ちゃんの頭蓋骨は非常に柔らかく、生後4ヶ月頃からゆっくりと硬くなり始め、3歳頃にかけて安定していきます。

この時期は、頭の形をサポートするために真ん中がくぼんだ「ドーナツ枕」などを使うこともありますが、敷き布団が柔らかすぎると体が沈み込み、結果として枕が高くなりすぎてしまうことがあります。これでは首や骨格に負担がかかってしまいます。

そのため、赤ちゃんの敷きマットレスは柔らかいものは避け、「やや硬め(固綿タイプなど)」を選ぶのが理想です。なお、硬いマットレスの上には、汗を吸収するための敷きパッドなどを敷いて調節してあげましょう。

💡 当店おすすめのベビー敷き布団

独自の高機能な独自の3つ折り構造で、赤ちゃんの骨格をしっかり支えつつ、抜群の通気性を誇るダブルウェーブ ラジカル敷き布団がおすすめです。大人の腰痛対策としても人気のシリーズから、待望のベビーサイズがあります。

※ベビー用のラジカル敷き布団は、近日中に商品登録を予定しております。今しばらくお待ちください!(登録され次第、こちらに商品リンクを掲載いたします)

まとめ:ベビー布団セットは「やや硬め・通気性」を基準に選ぼう

赤ちゃんの敷き布団選びで大切なポイントをまとめます。

  • 窒息リスクの軽減:顔が沈み込まない硬さで、万が一のうつぶせ寝でも安心なもの。
  • 適切な寝返りのサポート:体が沈み込まず、骨格の発育を妨げない適度な反発力があること。
  • 枕とのバランス:体が沈まないことで、枕の高さや首の角度を正常に保てること。

ベビー布団セットを購入される際は、デザインや掛け布団の素材だけでなく、「マットレスがやや硬めで通気性が良いか」をぜひチェックしてみてください。赤ちゃんが安全に、そして気持ちよく眠れる環境を整えてあげましょう。

関連サイト

赤ちゃんのベビー用羽毛布団について..

ベビー用の羽毛布団についてお問い合わせを頂きました。どの様な布団が良いのか...

羽毛布団選び方ラベル
羽毛布団の選び方

最適な羽毛布団を選ぶには、品質指標の基礎知識に加え、商品説明文の行間を読み解く専門家の知見が不可欠。