寝返りの必要性と回数

寝返りはどの程度するものなのか?なぜするのか?平均的な寝返りの回数は20分に1回程度と言われています。

なぜ寝返りは必要なのか?色々と理由はありますが、睡眠中に無意識にしている寝返りは、身体に溜まった疲労とか歪みを寝ている間にとっています。

それでは寝返りをしないとどうなるのか?

寝返りをする理由

寝返りをしないようにすることはできません。寝返りは赤ちゃんがする事からも睡眠中に無意識に行っています。では、寝返りができない状態だとどうなるか?

体圧がかかっている部位は血流が悪くなり疲労回復どころではなくなり、寝たきり状態が長く続くと床ずれ(褥瘡)ができてしまいます。

寝返りをする理由は、体にたまった疲労と歪みを解しとることが第一の理由です。第二の理由は、同じ姿勢で寝ていると体圧が集中する体の部位があり、寝返りをすることで体圧の負荷を軽減して血行を良くしていると考えられます。

それ以外には背中が熱くなり、温度調節のために寝返りをうつこともあります。ただ単に寝付かれなくて理由も無く寝返りをうつこともあるかもしれません。

寝返りをする基本的な理由は、体の歪みをとりことと体圧の軽減にあります。

体圧が掛かる体の部位

仰向きに寝た状態で体圧がどこに集中的に掛かるのか?下図の赤い部分に高い圧力が集中しています。部位は後頭部、肩甲骨、腰部、肘、ふくらはぎ、かかとに体圧が集中しています。

特に後頭部、肩甲骨、腰部は集中しています。肩甲骨、腰部は褥瘡ができやすい部位でもあります。

体圧が掛かる体の部位

敷き寝具で体圧分散をする

上の画像の赤い部分に集中をしている体圧を、ムートンパッドで分散させた結果を表しているのが下の画像です。

パッドを使う事で、依然として体圧は掛かっていますが強い圧力部分は無くなっています。結果として血行不良も緩和される事になります。

体圧分散

低反発のマットレス場合は、体を包み込むように密着するため通気性が悪く蒸れるために、結果として床ずれが起こる一因になってしまいます。

寝返りが打ちやすい寝具

寝返りと敷き布団の硬さの関係について説明を致します。平均的な回数は20分に1回程度と言われています。7時間の睡眠とすれば一晩に21回の寝返りをうっているわけです。

寝返りを打つときの姿勢の変化を想像してみてください。頭、肩、腰、膝、かかとの部分に意識が行くと思います。この部分を支点として姿勢を変えているわけです。

寝返りを打つときの支点となる頭と肩とお尻さらに踵の部分のマットレス、敷き布団などの寝具が柔らかいと体が布団に沈みこみ寝返りが打ちにくいことが解ります。

寝返りと敷き布団の硬さ

一晩に21回の寝返りを打つのだから、打ちやすさは敷き布団の硬さに関係します。柔らかすぎても寝返りはしにくく、硬すぎると寝心地が悪くなり睡眠の妨げとなります。敷き布団などの寝具の硬さは程良い硬さが必要なのです。

敷き寝具においては、特にお尻の部分が沈み込む様なマットレスは寝返りがしにくいためおすすめできません。

頭とお尻と踵を結ぶ線が水平になる寝姿勢を保ち、かつまた体圧分散ができることがマットレス、敷き布団には求められます。

その為には仰向けに寝た際に床付き感を無くす硬めのマットレスト、腰、膝裏の隙間を支える敷き布団、さらに体圧を微調整して、かつ寝床内の温度と湿度を調節するパッドの組合わせは重要です。

敷き寝具を選ぶ際には、寝返りをする理由である体の歪みを取り体圧の軽減と熱さの調節を考えると、硬さと保温と調湿を考慮して季節に応じて交換する必要性があります。

寝返りが打ちやすい敷き布団

敷き布団は、弾力性のある高反発のマットレスのようなベースとなるものが1枚と、そのベースの上に敷いて体との隙間を埋める敷き布団とパッドとの組み合わせが理想と考えます。このパッドは季節に応じて保温力と吸湿性の異なるものを選ぶことをおすすめします。

寝返りが打ちやすい枕

寝返りのし易さと枕の関係は、赤ちゃんが首がすわった後に寝返りのタイミングがくることからも推察できます。

寝返りは枕の形状も関係します。寝返りを打つと左右どちらかの肩を中心に横向きに寝ることです。となると頭を支える枕の大きさと高さも自ずと決まってきます。寝姿勢が水平になる高さが必要になります。

寝返りしやすい枕の高さと大きさ

枕の高さは敷き布団硬さと関係があります。同じ枕でも柔らかい敷きふとんの場合だと体が沈み込むために高く感じ、逆に硬い場合は低く感じます。

寝返りがし易い枕は高さを微調整できるものをお勧めします。また体格が良い方は幅広のワンサイズアップした枕もおすすめです。

寝返りが打ちやすい掛け寝具

寝返りと掛け布団の関係は、重すぎても寝返りが打ちにくく、軽い場合は寝返りは打ちやすいのですが、軽くするために中綿を少なくすると保温力が低下する恐れがあります。

寝返りが打ちやすい掛け寝具は軽くして保温力を保つには羽毛布団と言うことになります。

しかし、羽毛布団は確かに軽くて暖かいのですが、保温力を保つためにフィット性をよくしています。

このフィット性をよくすると身体にまとわりつくことになり、寝返りのたびに背中が寒いことがあります。パジャマの生地と羽毛ふとんカバーの生地が、からまない組み合わせることで解決できます。

寝返りと寝具の関係

寝返りは、身体に溜まった疲労、歪みを寝ている間にとるために行われています。寝返りをし易くするためには、掛け布団、敷き布団、枕等の寝具は組み合わせのバランスに注意して選んでください。

寝返りを打ちやすくするには特に敷き寝具の中でも、マットレスと敷き布団は適度な体圧分散ができ正しい寝姿勢を保てる硬さが必要です。睡眠中の寝返りの重要性をご理解頂けたでしょうか。

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