マザーダックダウン羽毛布団

マザーダックダウン羽毛布団の中には、ダウンパワー440dp以上のダウンである証のプレミアムゴールドラベルが付いているものがあります。このラベルがマザーグース羽毛布団に添付されているのなら不思議ではありません。

しかし、同じプレミアムゴールドラベルがマザーダックの羽毛布団に付いていて、更にマザーグースの羽毛布団よりはるかに安い価格で販売されています。不思議なことです。

マザーダックダウンとは

寝具業界にはマザーダックという明確な基準あるいは規定は、2014年現在において当店の知る限りにおいてはありません。勉強不足なのかもしれません。

当然ながら「マザーダック」という言葉は知っています。十分に成長したダックもしくは産卵用のダックを指しているのかもしれません。

また、プレミアムゴールドラベルを添付したマザーダックダウンを充填した羽毛布団に触れたこともございます。ダウンの産地は中国吉林省とのことでした。

プレミアムゴールドラベル羽毛布団には、マザーグースとマザーダックの2種類のダウンを詰めたものが存在しています。

プレミアムゴールドラベル羽毛布団は、グースダウンを必ず使用していると思わないでください。プレミアムゴールドラベル付き羽毛布団にマザーダックを詰めた製品もあります。

体格の大きいダックから採取して手選別で作られた品質かと思いましたが中国吉林省には440dpを出せるダックが存在しているようです。

マザーダック≠マザーグース

「マザーグース」と「マザーダック」は同じように「マザー」が付いていて、一般の消費者にとっては混同して受け止めがちと思います。

プレミアムゴールドラベルの添付されたマザーダックの羽毛布団が安ければ、マザーグースの羽毛布団と思い込んで購入する消費者の方もいるのではないかと思います。

ダウンパワー440dpのマザーダックの真の品質はマザーグース410dp~420dp程度だと思います。理由はダックダウンの羽枝の軸は太く張りがあるためダウンパワーがグースに比べて出やすいこと、さらに羽枝に付く小羽枝の付き方がダウンボールの中心部に少なく保温力がグースに比べて劣るためです。

ダウンパワー440dpのマザーダックを充填したの羽毛布団は、2013年ころから見かけるようになったと記憶しています。マザーダックが表舞台に出てきたきっかけは、2012年秋のマザーグースダウンの入荷の遅れと関係があるのではと思います。ダウンパワー440dpのマザーグースの「代用品」として市場に出てきたのではと思います。

マザーダック羽毛布団の安さ

あくまで当店店主の私感です。品質の違いがあるから値段の違いがあるのです。同じ品質でグースとダックの文字の違いだけであれば同じ価格で販売できると考えます。

安く販売するには安くする理由があるのです。安く仕入れができたからという理由はこの場合通用しません。そのお店に安く販売した業者なりメーカーはなぜ安くしたのか?禅問答ではありませんが、品質差があるため安くなっているのです。

マザーダック羽毛布団の弾力性

現物のマザーダックとマザーグースの羽毛布団を並べて、手で押さえて弾力性を比べるとマザーダックの方が弾力性は強く品質的に優れたように感じると思います。

安くてふくらみが良ければ、お買い得品の様に感じるかも知れませんが、仮にダウンパワー値が同じで反発力が弱くてもマザーグースが品質は優れています。

440dpマザーダックダウンと有名メーカーの羽毛布団に使用されている420-430dpクラスのレギュラーグースを比較するとグースが優れていると思います。

見た目は440dpとダウンパワー値は高く優れている様ですが、グースとダックではダウンの構造の違いによりグースの保温性が優れているため当店ではグースをおすすめしています。

詳しくは、羽毛布団の品質の違いについて説明をしている羽毛布団の選び方のサイトをご案内いたします。お役に立てれば幸いです。ご満足のいくレベルの羽毛布団をお選びいただき、すっきりとした目覚めをして頂く事を願っています。

筆者:野口 英輝

関連するサイト

純日本製羽毛布団
純日本製羽毛布団の見分け方

海外製の生地を海外で縫製して、国内で吹き込み縫合すれば日本製であり国産品として流通しています。...

高級羽毛布団
高級羽毛布団

高級羽毛布団は、マザーグースダウン、側生地素材と品質、仕立て方法の3条件がバランス良く整ってい...

フランス産羽毛とは、ダック・マザー..

羽毛の産地の国名をフランスと聞けばダックダウンと言うことになります。理由はダウンは...