電気毛布は安全?電磁波は?
不安を感じるタイトルですが、答えは「ややNO?」。
電磁波
テレビ、新聞等で「電磁波」が、生物にあたえる影響について報道されています。この電磁波とは、電気が流れるところとか電波が飛んでいるところで発生します。
具体的には、送電線とかテレビ、電子レンジ、携帯電話等から放射されていますが、電気毛布、電気カーペットのなかを、ぐるぐると張り巡らされた電気の線からも電磁波(低周波磁界)が放射されています。
電磁波が人体に与える影響は、遺伝子の異常、生体電流の乱れ、ホルモンの分泌異常などが、各研究機関から報告されています。
現状ではまだまだ十分に解明されてはいないようですが、予防的措置として、妊婦、乳幼児のご使用は避けられたほうが良いでしょう。また妊婦の方が、高周波の電子レンジ、携帯電話を使用される場合は注意を払うべきと思います。電磁波が人体に与える影響について、現状では十分に解明されていないようですがあえて取上げてみました。
電気毛布
最後に、多くの電気毛布の熱は、近赤外線なので皮膚の表面を暖め、体の深部に伝わらない種類の熱であり心地よい暖かさとは言えません。
妊婦の方などの寝具で暖かさを確保する場合は、敷き布団、マットレス、敷きパッドなどの敷き寝具の充実をしてください。寝床内の熱の6割以上は敷き寝具に伝わっています。言いかえれば身体から発した熱の6割が敷き布団などの敷き寝具に奪われていると言えます。
断熱効果のあるものを選ぶことでかなりの部分改善すると思います。敷き寝具が十分に良い場合は、羽毛布団とか毛布なども含めた掛け寝具の改善をすることで暖かくお休み頂けると思います。
妊婦の方などの敷き寝具は、硬さ反発力も考慮する必要があると思います。低反発のような柔らかなマットレスの場合だと沈み込みやすく寝返りが打ちにくい場合がございます。また夏場などは身体に密着しすぎるため暑くて眠れないこともございます。
最近の電気毛布には電磁波をカットしたタイプのものが発売されているようです。敷き寝具を十分な保温力のあるものにすれば、電気毛布は必要なくなると思いますが、寝室の環境によっては電気毛布で加温する必要もあると思います。その場合は電磁波をカットしたタイプを選ばれることをおすすめします。
熱の種類と言うべきか波長の長さに違いがあり近赤外線と遠赤外線があり体に感じる熱に違いがあります。遠赤外線を発する寝具としてはローズテクニーなどは歴史が長く愛用者も多くいます。