羽毛布団を快適に使うにはお手入れを

羽毛布団の干し方
 羽毛布団の、お手入れについて、最も多い質問の1つに、干すときはどうするのか・・・? 布団に付いている説明書の多くは、午前10時から、午後3時ぐらいの間に3時間程度、日陰で、乾燥して、 風通しのよいところに干して、途中裏表をかえして下さい。
とのような内容が記されています。
 マンションに、お住まいのお客様より「ベランダ以外に、羽毛ふとんを、 干すところがないのですが・・・」 とのご質問を受けます。 その時は、「布製のカバーなどをかけた状態で、3時間程度 風に飛ばされないように途中裏返して、両面をお日様に干して下さい。あっ、 それと布団をたたかないように」と答えています。
 カバーなどの布でおおうように、干すことで直射日光による側生地、ダウンの劣化をやわらげることができます。 側生地の劣化とは、長期間、直射日光をあてたカーテン生地が破けやすくなる状態に似ています。 日陰で干せない場合は、布またはカバーで被い、お日様に干すしかないと思います。回数は2~3週間に1回程度で良いと思います。 側生地がシルク(絹)は、長時間、直射日光にさらすと黄変します。
 しかし布などで被ったとしても、真夏に羽毛ふとんを、瓦屋根の上に干されることはお勧めできません。 瓦屋根の熱でダウンが苦しんでいることでしょう。高温にさらすとダウンボールが割れやすくなり、 ダウンボールが割れると保温力が低下します。

羽毛布団の収納
 羽毛布団の保管は、十分に乾燥させて、カバーをはずし汚れを確認してください。 汚れがひどい場合は、リーニングが必要です。しかしダウンの劣化は避けられません。カバー交換をまめにしてください。 縫い目にたまったホコリなどを取り除き、熱気が冷めたことを確認して、臭いの少ない防虫剤と共に通気性のある布などで包み、湿気ない乾燥したところに保管下さい。 押入の床、壁にスノコを置くのも良いでしょう。 ビニール袋などの通気性のないものに入れないで下さい。また、羽毛布団を圧縮袋に入れて保管する事もおすすめできません。
羽毛布団のクリーニング・修繕などについては、・・・・・下記にて↓↓


 羽毛布団の襟元の部分が、薄くなって寒いのですが?
 長年ご使用しておりますと、襟元のマスの中の羽毛が移動して、薄くなることがあります。 このような場合は、リフォームにだされるか、襟元のマスに足し羽毛をすることにより解決できます。

 羽毛布団の生地に、小さな穴をあけてしまった。
 小さな穴であれば、同梱の取扱説明書をご参考にされて、アイロンを使い、同梱の補修布を接着することにより 修理することができます。大きな穴をあけてしまったとか、大量の羽毛がでてしまった場合は、 ご購入ご販売店にご相談下さい。

 羽毛布団が、カビてしまった 
 カビが側生地にまで、多く発生していないようであれば、カバーをはずして羽毛布団を、2~3時間、直射日光にあて干して乾燥させると、 かび臭さはある程度解消すると思います。大量に発生している場合は、ご購入ご販売店にご相談下さい。

 側生地が破損してダウンが出る。
 ダウンが大量にでていなければ、側生地の状態によりますが修理することもできます。リング状のヒモが外れた場合でも縫いつけることも可能です。 まずは、ご購入ご販売店にご相談下さい。修理可能と思います。

 羽毛布団は、クリーニングできますか。家庭での洗濯は?
 洗浄によるダウンの品質劣化はさけられませんが、専門のクリーニング業者に依頼してください。 ご家庭での洗濯は、側生地の素材により制限はあります。また、シミになる場合もあるので注意して下さい。 限られた部分洗いなら、ダウンを濡らさないように片方に寄せて、側生地の汚れた部分だけを洗うこともできます。自己責任にて行ってください。 可能な限りカバーを掛けてお使い下さい。又、カバーの交換も適時お勧めします。 また、中のダウンも洗えないかとの質問も受けますが、ダウン自体は水に濡れることは問題ないのですが、特に、もみ洗いなどによりダウンがダンゴ状になり、乾燥しても元のような状態に戻りにくく、 ダウン本来の保温機能が働かない状態になります。羽毛布団のクリーニング専門業者への依頼をお勧めします。


羽毛布団の上手な使い方
 必ずカバーを掛けてお使い下さい。
 布団の側生地の汚れ、摩耗から守るために、カバーを掛けることをお勧めしますが、保温の効果もあります。 カバーの生地の種類により、保温効果に差がでます。まず、カバーの表がレースのものより、裏生地と同じ生地のタイプのカバーが保温性が上がります。 より効果が増すものに、ベロア(毛布状)生地でつくられたカバーがあります。

 毛布、薄掛けを掛ける。
 保温力を増すためには、羽毛布団の上に毛布等の薄掛けのものを重ね掛けて下さい。 毛布は出来るだけ軽く、方向性の少ない植毛のタイプのものをお勧めします。毛布の毛並みが一方向に向いているものは、 すべりやすく寝返りのたびに毛布が移動するため、高齢者、子供には注意をして下さい。

 羽毛布団を振って下さい。
 羽毛布団を使っていると、各マス目の中のダウンが足元の方に移動していきます。2~3日に1回程度、 羽毛布団の足元の辺を持ち振ることで、マス目の中のダウンが均等になり保温力が増します。

 羽毛布団を干す
 羽毛ふとんは、あまり干す必要はないのですが、ダウンの湿気をとると本来のふくらみが戻り、本来の保温性が増します。 カバーを掛けた状態で、短時間お日様に干すのが良いように思います。室内でも風に当てることが、湿気を発散させることができます。 湿気を取ると軽くなり保温力も上がります。

 ふとんとカバーを、ファスナーで固定する?
 カバーの中で羽毛布団がダンゴになったり、えりもと部分で中味の布団がなくなり、寒いことがあります。 当店オリジナルの襟元フィットカバーとして、「裏技!表技!くふう」コーナーに紹介していますが、 ファスナーテープが分離するタイプのオープンファスナーを利用して、ふとんのえりもとの辺とカバーのえりもとの辺の内側に、 合い対するようにファスナーテープをそれぞれ取り付け、布団とカバーをえりもとの辺を一体的に取り付けることで、 カバーの中でふとんがダンゴにならないようする方法もあります。
詳しくは当店オリジナルの「えりもとフィットカバー 」の項をご覧下さい。

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