羽毛布団のダウン率は90%以上がお勧め

 羽毛布団とは、袋状の側生地の内部をマス目に区切り、各マス目内に水鳥の羽毛(ダウン)を入れた掛けふとんです。 このような当たり前の説明は必要ない!!との、お叱りを頂きそうな説明から始めました。 しかし、説明文の「各マス目内に水鳥のウモウを入れた」との説明文の「ウモウ」を「ハネ」に置き換えたなら、 全く別物になってしまいます。 申し上げたいのは、「ウモウふとん」と「ハネふとん」は全く別物であるということからご説明させて下さい。 ダウン率100%ではなく「水鳥羽根100%使用」等の広告を見かけたことはありませんか?

羽毛布団と羽根布団はダウン率の違い

 中身の「ダウン」と「フェザー・赤い羽根募金の羽根の小さいもので長さ6cm以下)」の比率でダウンが多ければ「羽毛(ウモウ)ふとん」です。 逆に羽根(フェザー)が多い場合は「羽根(ハネ)ふとん」です。 広告・各ショッピングサイト等で見かけるものに「暖かな羽根ふとん!今回は**記念にて増量・・・」 このような説明文は、何気なく聞いていると「軽くて・暖か」といわれている「羽毛布団」と同じような響きがあり、 混同しがちなので見極めが必要です。一応ダウンとスモールフェザーの比率が50%が境目です。 ダウンが50%以上なら「ウモウふとん」でありスモールフェザーの比率が50%以上なら「ハネふとん」です。 「ハネふとん」の現状は、フェザー90%ダウン10%程度のものも多いと思います。

おすすめダウン率

 ダウン率については、現実の問題としては、85%以上を羽毛布団として扱うのが良いのではないかと思います。 あくまで当店の考えでございますが、ダウン率は90%以上がお勧めです。 では90%以上なら安心かと言えばそうでは有りません。ダウンを採取する鳥の種類によっても保温性が違います。 品質表示の偽装の問題は、過去の日本羽毛製品協同組合の試買テストの結果においても存在しています。 これまでにも「ダックダウン表示にチキンを混在」、「グースダウン表示にダックダウンを混在」「マザーグース表示にグースダウン」等々・・・。 ダウンの産地の特定は厳密には特定できませんが採取された鳥の種類は、顕微鏡で見ればダックなのかグースなのかは解ります。 ダックとグースを比べるとグースの方が枝羽が多く密生しています。 どのようなダウンを入れたのか知っているのはメーカーです。信頼のおけるメーカーの羽毛布団をお勧め致します。

なぜダウン率90%以上がお勧めなのか

 あくまで当店の考えであることを始めに申し上げておきます。ダウン率85%の羽毛布団はコストを優先させて企画されたと考えています。 まず販売価格が設定されて、その価格に応じた原価が決められ、その原価に合わせた原材料で作られた製品と考えられます。 品質ではなくコスト優先に企画製造されたものと思います。 ダウン率90%においてもその傾向はありますが、品質面も考慮した製品のように思えるものが多い様に感じます。 できればダウン率は93%が安心できます。ダウン率の最高値は97%が記憶に残っています。たぶん100%の表示のものは無いと思います。

ダウン率は93%以上が安心

 羽毛布団の中味の羽毛の内訳はダウンとフェザーなのですが、このダウンを更に詳細に見るとダウンボールが割れた枝羽のものも含まれています。 この枝羽もダウンとしてカウントされているため、正常なダウンボールが多く含まれたダウンと枝羽が多く含まれたダウンでは、ダウンの品質に大きな違いがございます。 ダウン率が高い羽毛の方が枝羽が含まれる率は低いといえます。そのためやはりダウン率は93%以上の羽毛布団が安心といえます。

価格差はダウン率以外にも

 下記の内容は、羽毛布団の選び方として別途説明をしていますが、 項目毎に簡単に説明をさせて頂きます。
羽毛布団についてのお問い合わせで一番多いものに「ピンからキリまで幅広いのはなぜですか?」との問い合わせ、言い換えれば「価格差」がございます。 この価格差は、中身のダウンの品質の違い、あるいは側生地素材の違い、内部構造(キルト構造)の違いによります。

1.ダウンの品質とは、
 鳥の種類(グースとダック)、産地(飼育地の気温)、飼育期間によるダウンの成熟度(マザーグース?)、採取方法(非表示の方向)、 ダウンの選別(かさ高)、洗浄の度合いにより品質の違いにより価格差が生まれます。

2.側生地素材の違いとは、
 側生地素材には、シルク、綿、化学繊維などがあります。人気があるのは超長綿です。 この超長綿にも織り込む糸の番手種類により柔らかさに違いが出ます。

3.内部構造とは、
 格子状のマス目には、表生地と裏生地を直接縫い合わせたヨーロピアンキルトの様なものから、 表生地と裏生地の間にマチと呼ばれる布を介し立体的に仕立てたものがございます。 さらに、縦横のマス目を3×4マスの布団と4×5マスの布団を貼り合わせたような2層構造の羽毛布団で保温力をアップしたものもございます。 マス目の数が増えるとフィット性と保温力は増しますが、どうしても作業工程が増えるため価格が高くなります。

店主の一言

 羽毛布団を購入される際には、価格は重要な項目ですが品質のチェックをする必要があります。 ダウン率を見る前に採取した鳥の種類をチェックして下さい。同じ93%以上でもダックとグースでは大きく違ってきます。 羽毛布団を選ぶ基準はダウン率以外にも多くありますがダウン率で選ぶ場合はグースダウン93%以上の羽毛布団がお勧めです。

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