ゴールドラベルとは

 羽毛布団に付いているゴールドラベルは、日本羽毛製品協同組合(日羽協)が発行している羽毛(ダウン)の品質基準を示す4種類のラベルのうちのひとつです。 ゴールドラベルは、4種類のプレミアムゴールドラベル、ロイヤルゴールドラベル、エクセルゴールドラベル、ニューゴールドラベルであり、プレミアムゴールドラベルはこの中でも最高級のダウンの品質を示すラベルです。

羽毛布団のダウンの品質とは

 ダウンの品質はダウンパワー値により表されます。このダウンパワー値とは、一定の環境下のダウン30gを内径29センチの円筒に自然落下させて、 94.3gの円盤の重しをのせて加重、2分後の底から円盤までの高さを計測してダウン1g当たりの容積を表したものです。 羽毛ふとんの中の環境と同じ状態での、ダウン1gあたりの体積(cm3/g)がダウンパワー値と言うことです。

 ダウンパワー値は複数回測定とーした数値の平均値をもってするのが一般的と思いますが、許容誤差に対する認識が厳しいメーカーは測定値の最低値をもって、そのダウンの品質評価値としているメーカーもございます。

プレミアムゴールドラベルのダウンパワー値

 日羽協が発行しているダウンの品質基準を示す4種類のラベルは、羽毛布団に充填されているダウンの品質を示すラベルであり、具体的にはダウンパワー値により別けることができます。

 プレミアムゴールドラベルのダウンパワー値は440dp以上のダウンに付けられます。実質的に最高級のダウンである証明書の様なものです。 このラベルが付いているダウンは、基本的にマザーグースと言ってもよいのですが、2014年ごろからマザーダックに添付されたケースを見かけました。 マザーグースとマザーダックの違いについては、羽毛布団のマザーグースとマザーダックは別物のページをご覧下さい。

 プレミアムゴールドラベルの発行は、日羽協が行っていますが、このラベルを購入して添付するのは布団メーカーです。 メーカーの許容誤差の認識の違いなのかもしれませんが、同じラベルでも側生地越しに伝わってくる手の感触に違いが感じられます。この違い(パワー不足)を感じるメーカーの製品は仕入れることができません。

プレミアムゴールドラベル以外のラベルのダウンパワー値

 残り3つのラベルのダウンパワー値は、ロイヤルゴールドラベル400cm3/g以上、エクセルゴールドラベル350cm3/g以上、ニューゴールドラベル300cm3/g以上のダウンであることを表しています。

プレミアムゴールドラベルを付けない布団メーカー

 布団メーカーのなかでも、西川産業株、西川リビング(株)、(株)京都西川、(株)ロマンス小杉などは、プレミアムゴールドラベルなどを付けずに自社の信用において、独自のダウンパワー表示ラベルを付けているようです。

 信頼度の点において上記の4社と比べても決して引けを取らない会社もございます。山甚物産(株)です。知名度の点では西川ブランドほど有名ではございませんが、信頼度においては抜群の会社です。 この会社はラベルを添付しています。更に470cm3/g以上のダウンパワー値を示す独自のラベルを作っています。

プレミアムゴールドラベルの裏面にメーカー名

プレミアムゴールドラベル

 左の写真がプレミアムゴールドラベルです。当店では左の写真のように裏面の記載内容がダウンパワー値だけでなく。 プレミアムゴールドラベルの裏面には、羽毛布団を製造したメーカー名が記載されていることを説明しています。 写真の下がプレミアムゴールドラベルの裏面です。 ダウンパワー値440cm3/g以上のダウンが充填されているのだと言うことだけに目を向けるのではなく、プレミアムゴールドラベルの裏面に記載されているメーカー名を確認する事が大切です。 プレミアムゴールドラベルは、日羽協が発行したものを、羽毛布団を製造したメーカーが購入して添付しています。 裏面に記載された製造メーカー名を確認して、そのメーカー名の知名度なり信用力なりを判断されることをお勧めいたします。

 例えばA社がB社に製造を依頼してA社ブランドで販売した場合でも、プレミアムゴールドラベルの裏には羽毛布団を製造したB社の名前が記載されています。 この場合B社の信用力も大切ですが、やはりA社ブランドでありA社が品質を保証しているのであるから、A社の信用力を信じて判断された方がよいと思います。

羽毛布団とプレミアムゴールドラベルについて

 羽毛布団を購入する際に、その品質と価格について迷われることと思います。日羽協が行った試買テストの結果を見ると偽装の文字が依然としてなくなりません。 また、原毛の輸入統計資料から見るとポーランド産やハンガリー産ダウンはごく僅かしか輸入されていないにもかかわらず、 市場にはプレミアムゴールドラベルが付けられたポーランド産やハンガリー産ダウンを表示した羽毛布団が、あまりにも多く販売されているように感じられます。 魚沼産コシヒカリの生産量と市場での販売数量の関係と似ているように思います。(正確な数値に基づくものではありません。あくまで当店の私感とご理解ください。)

 くどいようですが、羽毛布団を購入する際には、プレミアムゴールドラベルが付いているか否かの確認だけでなく、プレミアムゴールドラベルの裏面にはメーカー名が記載されているのでメーカー名を確認するようにして下さい。 メーカー名の信頼度を、羽毛布団の品質の信頼度に置き換えて判断されてもよいと思います。

羽毛布団とプレミアムゴールドラベルについて店主の思い

 信頼できるメーカーのプレミアムゴールドラベルが付くクラスは、羽毛布団らしさが感じられる製品と思います。 プレミアムゴールドラベルが付くクラスのダウンが充填されている製品は、側生地もダウンの品質に追従する品質の生地を通常使用しています。 信頼できるメーカーの製品であれば安心できると思います。

 ズバリ申しますと、プレミアムゴールドラベルが付いているから安心してはいけない言うことです。日羽協が行っている試買テストの結果をみると偽装の文字が浮かんできます。 日羽協との信頼関係において、このプレミアムゴールドラベルは製造メーカーが添付しています。 これ以上言うと「くどい」とご気分を害されるかもしれませんが、プレミアムゴールドラベルの裏に記載されている・・・。

ページトップへ▲